データ支援サービス開始
2021-10-25 10:01:00

インティメート・マージャーが新たなデータ支援サービスを開始し広告収益確保へ

インティメート・マージャーの新サービス「Publisher DataHub」の概要



近年、インターネット広告業界は大きな変革を迎えています。特に、SafariやGoogle Chromeなどのブラウザによる3rd Party Cookie規制が強化され、個人情報保護法の改正も伴い、パブリッシャーの収益性が脅かされています。このような状況を受けて、インティメート・マージャーは新たなサービス「Publisher DataHub」を導入しました。これは、パブリッシャーが収集した1st Partyデータを効果的に活用することで収益性を維持・改善するための支援を行うものです。

1st Partyデータの重要性



3rd Party Cookieが利用できなくなると、広告ターゲティングの精度が低下し、結果的に広告主の投資対効果が下がることが懸念されます。そこで、1st Partyデータを活用することが急務となります。これらのデータは、自社の顧客から直接収集されたものであるため、信頼性が高く、パーソナライズされたマーケティング施策に適しています。1st Partyデータを用いることで、ターゲティング広告の質を向上させることが可能です。

Publisher DataHubの機能



「Publisher DataHub」は、インティメート・マージャーが提供するデータ環境構築支援サービス「IM-CDP」と、fluctが運営するSSP(Supply-Side Platform)と連携することで、広告のパフォーマンスを向上させます。具体的には、機械学習を活用して生成された顧客クラスターデータを利用し、「DealID」を発行します。これにより、DSP(Demand-Side Platform)に広告配信情報を送信し、1st Partyデータを基にしたターゲティング広告を実現します。

今後の展望



インティメート・マージャーは、今後もポストCookie時代に即したソリューションを開発し続け、パブリッシャーやクライアント向けのサービスを強化していく方針です。プライバシーに配慮したデータ活用環境を整えることで、持続的な広告パフォーマンスの向上を目指しています。これにより、顧客との信頼関係を確保しつつ、収益の安定を図ります。

株式会社fluctについて



株式会社fluctは2008年に設立され、メディアの収益化に特化した技術とサービスを提供しています。最近では、3rd Party Cookieに依存しない広告配信サービス「Audience Link」を開発し、パブリッシャーへの1st Partyデータ活用のサポートを行っています。また、情報発信として、無料ウェビナーの開催や「fluct magazine」など多岐にわたる活動を続けており、デジタル広告業界の進化に貢献しています。

インティメート・マージャーとfluctの連携による影響



両社の連携は、パブリッシャーにとって非常に大きな強みとなります。1st Partyデータを効果的に使うことで、パブリッシャーはターゲットを絞った高精度な広告配信を行い、広告収益の最大化が見込まれます。データプライバシーへの配慮と効率的なデータ活用を両立させるこの新サービスは、今後の広告業界における重要な鍵となるでしょう。

結論



デジタル広告の未来は、従来の広告手法からのシフトを求められています。インティメート・マージャーの「Publisher DataHub」は、パブリッシャーが1st Partyデータを有効に活用するための新たな道を開くことで、その変革に寄与することでしょう。今後の成長が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社インティメート・マージャー
住所
港区六本木3-5-27六本木山田ビル4F
電話番号
03-5797-7997

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。