ウィンタースポーツの実態
2018-01-30 11:00:47

ウィンタースポーツの現状:スキーとスノーボードに関する調査結果

ウィンタースポーツの現状



冬が近づくとともに、スキーやスノーボードが盛り上がる季節がやってきます。特に冬季オリンピックの開催を控え、これらのウィンタースポーツへの関心が高まっています。最近、株式会社プラネットが実施した「スキー・スノーボードに関する意識調査」の結果が注目されています。この調査では、ウィンタースポーツの経験や楽しみ、そしてそれに対する意識を探ります。

ウィンタースポーツ経験者はどれくらい?



調査結果によると、ウィンタースポーツの中で経験者が最も多いのは「スキー」で、61.4%、次に「スケート」が50.8%、そして「雪合戦」が45.9%と続いています。特にスキーは、「甲信越」エリアで82.4%と非常に高い経験率を示しており、これは雪の多い地域ならではの結果と言えるでしょう。

年代別のスキー経験



性年代別に見ると、スキー経験者が最も多いのは50代男性で68.5%、60代女性で61.2%という結果が出ています。一方、若年層になるにつれてスキーを楽しむ人が減少しており、特に20代と30代では「特にない」という回答が増えています。過去のスキーブームを経験した世代が中心に、冬のスポーツが広まった過去とのギャップが明らかになっています。

始めたきっかけ



ここで、ウィンタースポーツを始めたきっかけに関する質問もありました。最も多いのは「友達の影響」で39.8%、次に「学校の授業で」が26.9%となっています。興味深いことに、年代が下がるごとに「学校の授業で」という回答が増える傾向が見られ、特に30代では逆転現象が起きています。このことから、最近の若者にとってスキーは交遊の場というより、学びの一環として捉えられていることが示唆されます。

スポーツ参加頻度



スキーまたはスノーボードを行う頻度についての調査でも、「5年以上していない」と答えた人が78.9%に達し、多くの人が久しくゲレンデを訪れていないことがわかります。さらに、1年に2回以上行くと答えた人はわずか8.0%に留まっており、年間を通じて利用されているレジャーとしてはかなり低い数字です。

楽しみの要素



では、ゲレンデに行く人たちは何を楽しみにしているのでしょうか?「ゲレンデの雰囲気」と「滑降するスピード感」が同率1位で63.5%、次いで「自然を満喫できるから」が48.2%という結果になっています。また、男女別に見ると、女性は「自然を満喫できること」を重要視する一方、男性は「スピード感」を重視する傾向が見られました。

おひとり様スキーの増加



さらに、「誰と一緒に行くか」という質問には、最も多かったのは「家族」の60.1%に続き、「友人」が40.4%、注目すべきは「ひとりで行く」という選択肢が13.1%存在したことです。このデータは、特に男性の50代が多くを占めている結果となっており、“ひとりスキー”の可能性が拡がっていることが伺えます。

苦い思い出?



最後に、スキーやスノーボードでの失敗談やエピソードもありました。リフトでの失敗や転倒として共感を誘うエピソードが集まり、同時に「ゲレンデマジック」やそれにまつわる恋愛の期待感も語られました。実際、84.7%の人が恋愛エピソード「特にない」と答えているものの、「スキーウェアを着ているとカッコよく見える」との声もあり、見た目の印象が未だに重要であることを示しています。

おわりに



このように、スキーやスノーボードに関する意識調査の結果から、過去のブームと現在のトレンドの違い、参加促進への課題が見えてきました。冬のスポーツが再び注目されることを期待したいですね。

会社情報

会社名
株式会社プラネット
住所
東京都港区浜松町1丁目31番文化放送メディアプラスビル3階
電話番号
03-5962-0811

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。