絵本週間に向けてチコルライブラリーの蔵書数が5000冊を超えました！

千葉のチコルライブラリー、絵本の魅力を広げる

千葉県柏市に位置する『チコルライブラリー』は、地域の協力を得て児童書の蔵書数が5,000冊を超えました。この素晴らしい成果は、子どもたちが本に触れる機会を大きく増やし、読書文化の発展に貢献しています。今回は、4月2日の国際子どもの本の日を含む絵本週間に合わせた取り組みや、図書館の魅力をご紹介します。

チコルライブラリーの誕生

『チコルライブラリー』は、株式会社マザープラネットが運営する複合施設『チコル』の一部として、2021年に開設されました。当初は約200冊の書籍からスタートし、地域の方々から寄贈や協力を受けながら、徐々にその蔵書数を増やしてきました。『チコル』は保育園や室内プレイパーク、レンタルスペースなどが集まった場であり、地域における「必要なもの」を提供するさまざまな機能を兼ね備えています。

児童書の充実と絵本週間

毎年3月27日から4月9日までの期間は、公益社団法人全国学校図書館協議会が定めた絵本週間です。この期間は、著名なデンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日を含んでおり、児童書の文化をさらに広めるための良い機会となっています。

『チコルライブラリー』は、この期間を通じて多くの子どもたちに本を楽しんでもらえるよう、特別な取り組みを行っています。広く世代を超えた読書の習慣を促進し、未来の読者を育てることに貢献しています。

地域とのつながりと成果

地域住民の理解と協力により、チコルライブラリーは今や約5,158冊の書籍を揃えています。子どもたちが心豊かに育つための知識の宝庫になっています。また、利用者の皆さんは、一度に2冊まで借りられ、2週間の期間以内に返却する形式です。

千葉県柏市内外から多くの方が訪れ、絵本や育児関連の書籍に親しむ姿が見られます。また、『チコルライブラリー』では利用されなくなった児童書の寄贈も受け付けており、地域の読書環境をさらに豊かにする活動に取り組んでいます。