国際ガールズデーを祝うオンラインチャリティイベント
2025年の10月11日、国連ウィメン日本協会が主催するオンラインイベント、「脅かされる少女たちの権利~今、求められていることは?~」が開催されます。このイベントは、国際家族計画連盟(IPPF)の福田友子氏を講師として迎え、少女の権利について深く考える機会を提供します。
全世界での少女の権利と現状
国際ガールズデーは、少女たちの権利を守り、彼女たちが直面している問題を啓発するための日として、2012年に国連によって制定されました。この日を通じて、女生徒が教育を受ける権利の重要性やエンパワーメントの必要性が強調されます。ただし、現実には、世界の多くの地域で、少女たちは自身の権利を享受することができず、教育を受けることさえ難しい状況にあります。
特に、アジア太平洋地域では、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の理解や実施が遅れており、性に関する情報が十分に提供されていないため、多くの少女が自らの選択権を奪われているのが現状です。
イベントの詳細
本イベントは、Zoomウェビナー形式で行われ、参加費は無料です。参加者は、性と生殖に関する健康と権利をテーマにした講演を聴くことで、少女たちが直面する問題や必要な対策についての理解を深めることができます。講演は2025年10月11日の午前10時30分から始まり、約90分間にわたって行われます。参加希望者は、10月10日(金)20:00までにオンラインで申し込む必要があります。
また、参加者はイベント参加を通じて寄付をすることも可能で、その収益は国連ウィメン日本協会の活動に寄与されます。寄付を通じて、同協会が推し進める少女たちへの支援活動に大きな影響を与えることができます。
福田友子氏のプロフィール
講師の福田友子氏は、IPPFの東・東南アジア・大洋州地域事務局長として多岐にわたる活動を行なっており、その中で国際保健やジェンダーに関する提言を行っています。彼女は地域内32カ国の加盟協会を支援し、特に女性と少女の権利を向上させるための政策提言に携わっています。
結びに
このイベントは、国際的に重要なテーマである少女の権利を守るための大切な一歩となることが期待されています。国際社会が共に考え、行動することで、全少女が権利を享受し、自己実現できる未来を目指すことが求められています。イベントへの参加を通じて、あなたもその一翼を担いませんか?