和歌山の美味しさを詰め込んだアイスバーが登場
2025年9月9日、ファミリーマートが和歌山県産の有田みかん果汁を67%使用した新作アイスバー「とろける食感 ぎゅっとみかん」を全国の店舗で発売します。この商品は、ファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」の一環として、国産フルーツを活用し持続可能な生産を支援する取り組みを背景としています。
和歌山県産有田みかんの特長
和歌山県は日本国内で最も多くのミカンが生産されており、特に有田地域で栽培される「有田みかん」は全国的に名高いブランドです。近年の猛暑や気候変動により、ミカンの生産量は全国的に減少している中でも、有田みかんはその品質と生産量で他を圧倒しています。12月の収穫時に鮮やかなオレンジ色へと変化する若い果実は、訪問時の夏場はまだ青々としていましたが、農家の方々が腕を磨き育てられることでスイートな味わいが生まれます。
開発にかける情熱
本商品は2023年に初めて発売され、毎年好評を博してきました。今年は、残暑でも食べやすさを意識して甘みと酸味のバランスを調整しています。商品のパッケージには和歌山のPRキャラクター「きいちゃん」をデザインし、地域への思いが込められています。アイスバーは、濃厚な果汁層ととろけるジェラート層の二層になっており、一口で和歌山の豊かな自然が感じられる工夫がされています。
農家の志と未来
7月上旬には、有田市で地元の農家を訪れ、実際にミカン畑を見学しました。石垣を使った段々畑では、自然の光を最大限に生かしてミカンを育てる努力が日々続けられています。農家の方は「今年は特に厳しい」と語りながらも、自信を持って新しい品種の更新に挑戦している姿が印象的でした。世界農業遺産に認定されたこの地域の技術と情熱は、消費者に美味しい果物を届けるための重要な支えとなっています。
まとめ
減少するミカン消費の中でも、有田みかんの魅力を伝え、アイスバーでその美味しさを楽しんでもらいたい一心で開発された「とろける食感 ぎゅっとみかん」。これを食べることで、和歌山の農家の方々の努力に感謝し、その美味しさを存分に味わってほしいと思います。毎日のデザートに、自信を持っておすすめできるこのアイスバーをぜひお試しください!
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