自動車の芸術を捉えた『ENGINE ERA』の誕生
2024年11月14日、フォトグラファー秦淳司が新たな写真集『ENGINE ERA』を発表します。この作品は、彼が雑誌『ENGINE』(新潮社)で出会った自動車をプライベートで撮影し、豪華な一冊にまとめたものです。自動車産業が変革を迎える今、「エンジンの時代」の末期を記録したこの写真集は、まさに時代を映し出した芸術作品です。
「エンジンの時代」を伝える写真集
100年を超えて進化を続けてきた自動車は、単なる移動手段ではなく文化や技術を象徴する存在です。秦氏は、『ENGINE ERA』を通じてその豊かな歴史を振り返ります。本書には、スーパースポーツからヒストリックカー、大衆車まで、114台の車がさまざまな角度から捉えられており、各車の個性が光ります。
彼は、人間のポートレートを撮るのと同じように、自動車を「生き物」として捉え、心臓部とも言えるエンジンを内に秘めています。この芸術的な視点こそが、クルマを美しく形作るのです。秦淳司はこう述べています。
「ひとたびキーを捻れば鼓動を打つエンジンを抱きかかえるフォルムであるからこそ、クルマは美しい。僕はその肉体を撮る。」
目を引く豪華な一冊
『ENGINE ERA』はB4変型サイズの大判で、336ページ、重さ2.3kgの重厚感を誇るハードカバーです。ページをめくるたび、まるで自動車たちが生き生きと存在感を放つかのようです。また、ニューヨーク郊外にあるラルフ・ローレン氏のプライベートコレクションの写真も掲載されており、世界に一つだけの特別な体験ができます。
購入特典と展示イベント
『ENGINE ERA』を購入した方には、すべてのページから選んだ写真をオリジナルプリントで購入できる特典があります。定価の20%OFFで手に入るため、ファンにとっては見逃せないチャンスです。さらに、これらのプリントは額装され、そのままお部屋に飾れます。
また、2025年1月18日から2月18日まで、東京・明治神宮の近くにあるカフェ併設のヒストリックカーショールーム「Kitasando garage / Flip Flip Coffee Supply」にて、オリジナルプリントが展示される予定です。この期間中は、来場者に無料で展示を楽しんでもらえるだけでなく、購入も可能です。
Kitasando garageの魅力
「Kitasando garage」は、明治神宮北参道入り口からほど近い場所にあり、ヒストリックカーとともにスペシャリティコーヒーを楽しめるカフェです。訪問者は貴重な車を眺めながら、おいしい飲み物や焼き菓子を味わえる贅沢な空間です。展示に合わせて特別なイベントも行われる予定で、多くの自動車ファンが一堂に会することでしょう。
秦淳司のプロフィール
秦淳司は、赤坂スタジオで写真を学び、1994年からフリーランスとして活動しています。多くの雑誌やCDジャケット、広告での実績を残し、2022年には『DEKOTORA-Spaceships on the Road in Japan-』を出版するなど、精力的に創作活動を続けています。
『ENGINE ERA』の詳細情報
- - 発売日:2024年11月14日
- - 発行所:DIAMOND HEADS
- - サイズ:B4変形判(356×240×30mm)
- - ページ数:336ページ
- - 価格:33,000円(税込)
興味のある方は、公式ページでの購入も可能です。自動車の魅力と、秦淳司の写真から生まれるアートの世界をぜひ体感してください。今、エンジンの時代が新たな形で蘇ります。