新宿マルイ本館に再生可能エネルギー供給がスタート
株式会社丸井、株式会社UPDATER、そしてコスモエコパワーの3社は、2025年4月1日より、新宿マルイ本館にて再生可能エネルギー100%由来の電力供給を行うプロジェクトを開始します。この取り組みは、再生可能エネルギーの使用拡大を目指し、環境負荷を軽減することが期待されています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、コスモエコパワーが運営する北海道小樽市にある石狩湾新港風力発電所から生成されるNon-FITの電力を使用します。UPDATERが運営する「みんな電力」を通じて、この電気が新宿マルイ本館に供給される仕組みです。これにより、丸井は再生可能エネルギーを利用し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに推進することができます。
環境への配慮
丸井は、これまでも再生可能エネルギーの利用を積極的に行ってきました。2018年からは、再生可能エネルギー100%の電力を使用しており、これによりCO2排出量の削減にも貢献しています。今回のプロジェクトは、さらなる環境問題への対策として、より効果的な再生可能エネルギーの活用を図っています。そのために、RE100基準に基づいたプロジェクト特定契約を結ぶことで、電力供給の透明性と持続可能性を確保しています。
3社の役割
株式会社丸井について
丸井は、2007年に設立され、小売業、通信販売、専門店事業などを展開しています。新宿マルイ本館では再生可能エネルギーを積極的に導入しており、今後の環境への配慮をさらに強化する方針です。
株式会社UPDATER(旧:みんな電力株式会社)について
UPDATERは、脱炭素事業「みんな電力」を通じて再生可能エネルギーの普及を進めています。2011年設立の同社は、持続可能な社会を実現するための新しいビジネスモデルを探求しています。
コスモエコパワー株式会社について
コスモエコパワーは1997年に設立され、風力発電による売電事業を行っています。石狩湾新港風力発電所を運営し、クリーンエネルギーの供給に努めています。
持続可能な未来へ向けた第一歩
3社が連携して進めるこのプロジェクトは、企業の社会的責任を果たす重要なステップです。本プロジェクトにより、業界全体への波及効果が期待されるだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献することができます。今後も、丸井、UPDATER、コスモエコパワーは、温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーの拡充に向けた取り組みを推進し、環境にやさしい社会の実現を目指します。
まとめ
新宿マルイ本館での再生可能エネルギー供給が開始されるこのプロジェクトは、環境保護と持続可能性への責任を果たすための重要な取り組みであり、他の企業や団体にも良い影響を与えることが期待されます。これを機に、さらなる環境意識の向上と行動が促進されることを願っています。