大の里が受賞
2025-12-27 06:19:36

横綱・大の里が第68回報知年間最優秀力士賞を受賞

第68回報知年間最優秀力士賞に横綱・大の里泰輝関が初めて選ばれました。この栄誉は、彼の強力な相撲技術と年間を通じた素晴らしいパフォーマンスが評価されての結果です。大の里は、今年最多の3度の幕内優勝を果たし、年間勝利数でも驚異の71勝を挙げました。このような数字は、彼が今年どれほどの活躍をしたかを物語っています。

表彰式は2025年1月11日、初場所初日の土俵上で行われる予定で、この日を心待ちにするファンも多いことでしょう。選考過程では、大の里の成績を中心に多くの議論が交わされ、選考委員たちもその活躍を高く評価しました。

報知新聞社の選考委員である長谷川氏は、数字の面でも特筆すべきものがあり、横綱として優勝したことがこの賞に相応しいと述べました。また、稀勢の里以来、8年ぶりとなる日本出身の横綱誕生において、柳沼委員も「新たなヒーローが誕生した」と述べ、その期待と成長の可能性について強調しました。

一方で、安青錦の相撲内容にも高い評価が集まりました。宮田委員は、九州場所の13日目まで大の里が無敵だったとし、大の里の勝利と「落ちない姿勢」を評価しています。また、能町委員は彼を以前から注目していた力士とし、今後が楽しみだとも語りました。

ただし、安青錦は初場所では十両にいるため、その活躍が評価されるにはもう少し時間が必要です。刈屋委員は「来年から大の里と安青錦の『大安時代』がやってくるのではないか」と期待を寄せつつ、今年は間違いなく大の里の年であったと結論づけ、満場一致での初受賞となりました。

大の里泰輝(おおのさと・だいき)関は、本名を中村泰輝といい、2000年6月7日に石川県・津幡町で生まれました。相撲は小学1年生から始め、地元の新潟・能生中学や海洋高校を経て日本体育大学に進学。その在学中には2年連続でアマチュア横綱に輝くという素晴らしい経歴を持っています。

二所ノ関部屋に入門した大の里は、2019年夏場所での幕下10枚目からデビューを果たし、昨年の夏場所では最速での初土俵から7場所目での優勝を成し遂げました。さらに秋場所後には、昭和以降最速の9場所で大関に昇進し、今年の夏場所後には最速の13場所で横綱にまで上り詰めました。その技術は突きや押しに加え、右四つや寄りに生かされています。身長192cm、体重188kgというフィジカルを兼ね備え、通算成績は170勝54敗です。

家族は両親と妹がいます。また、プロ野球では阪神を、サッカーではJ1の鹿島アントラーズを応援していることも知られています。今後の大の里の活躍に期待が寄せられる中、今回の受賞は彼のさらなる成長を促す大きなきっかけとなるでしょう。


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