医療機器の未来を探る!
2025年9月8日、東京都の日本橋ライフサイエンスビルで、「長野県医工連携技術展示商談会」が開催される。これは医療機器業界において、精密・省電力の電磁アクチュエータ技術を通じて製造パートナーを見つけるための重要な機会となる。タカノ株式会社はその中心的な出展者の一つとして参加し、最新の技術と構想を紹介する。
開催概要
この商談会は、医療系スタートアップや新規参入を目指す異分野企業、製品開発の担当者など、幅広い対象者に向けて開催される。参加者は、長野県が誇る医療機器製造の技術力を直接体感できる貴重な機会となる。入場は無料で、事前登録が必要だ。詳細な情報は公式サイトで確認できる。
タカノ株式会社の出展内容
比例制御ソレノイドバルブ「PSVシリーズ」
タカノが展示する「PSVシリーズ」は、高精度な流量制御を可能にする比例制御ソレノイドバルブだ。これは酸素濃縮器や人工呼吸器、麻酔器といった医療機器における呼吸ガスの管理に利用できる。また、分析機器においても、微細な流量制御によって測定精度向上に寄与する。
光学機器用シャッターソレノイド「BOSシリーズ」
次に紹介するのは「BOSシリーズ」で、この製品はコンパクトながら高トルクを実現している。狭小なスペースにも適応できるため、医療用イメージング機器やレーザー治療機器などで利用される。摺動部を持たない構造が耐久性を向上させ、製品の信頼性に貢献する。
参加者の特典
この商談会では、医療機器に関する専門的な知識を持つ地域企業との対話を通じて、実際の製造パートナーを選び出すことができる。また、東京にいながら長野の技術力に触れ、産業界のネットワーキングを広げる良い機会でもある。
タカノ株式会社の理念
タカノは1941年に創業し、長い歴史を持つ企業である。医療や福祉関連製品の開発を進め、製造業から創造業への転換を目指している。高い志をもって社会貢献に努め、多様なニーズに応じた技術開発を続けている。
以上が、2025年9月8日に実施される「長野県医工連携技術展示商談会」のポイントだ。医療機器業界に興味がある方々にとって、ぜひ足を運んでいただきたいイベントである。