YUIME株式会社、シリーズBで7.5億円の資金調達を実施し一次産業支援を加速

YUIMEの成長と一次産業への貢献

YUIME株式会社は、業界でのリーダーとして、一次産業の人材インフラの構築を目指しています。このたび同社は、シリーズBラウンドにおいて7.5億円の新たな資金調達を実施し、累計調達総額は10.5億円に達しました。これにより、現行の人材支援サービスの強化やプラットフォームの拡充を進めていくことが可能になります。

YUIMEの主要サービスと目指すもの

YUIMEは、「日本の一次産業を、世界の一流産業にアップデートする」をビジョンに掲げています。同社の事業は、「YUIWORK」として特定技能外国人の労働力支援を提供し、「YUIMARU Japan」として日本人コア人材の採用支援も行っています。また、メディア「YUIME Japan」を通じて課題解決情報を提供し、さらに自社試験農場「YUIME FARM」での教育やノウハウ蓄積も行なっています。これらはすべて、国内の一次産業における人手不足や高齢化といった課題に対処するための取り組みです。

調達資金の使途

今回の資金調達による資金は、一次産業の人材インフラ整備を中心としたプラットフォーム事業に充てられます。特に、近年の国内外における労働力の流動性の向上を背景に、外国人材との共生を進め、持続可能な地域産業を築くための土台作りが重要な課題となっています。

投資家からの期待

今回の資金調達を支援している投資機関からも多くの期待が寄せられています。KDDIの江幡副本部長は、YUIMEが地域の現場と密接に連携し、持続可能な未来を創造する存在であると評価しました。また、農林中央金庫の原田部長代理も、持続可能な農業の実現には新たなアプローチが必要であり、YUIMEの取り組みが成果を生むことを期待しています。

未来への展望

YUIME代表の上野耕平氏は、今回の資金調達を受けて、企業の成長と一次産業全体における課題解決という壮大な目標に向かって進んでいく決意を表明しました。今後も、日本の一次産業を支えるために、労働力インフラの強化を進め、「100年後の未来と今をつなぐ企業」を目指して邁進していく所存です。

このように、YUIME株式会社は日本の一次産業に新たな息吹を吹き込み、持続可能な未来に向けた重要な役割を果たしています。これからも、同社の動向には注目が集まります。