盛岡藩主に愛された温泉宿「松田屋旅館」に新客室誕生！

新しい客室「楓」とその魅力

岩手県花巻市に位置する台温泉の「松田屋旅館」が、新たに「楓」という名前の貴賓室をオープンしました。この旅館は、江戸時代に盛岡藩主が通っていたことで知られ、高い湯質を誇る台温泉の中でも特別な場所です。新客室は令和5年3月から宿泊が可能で、地元住民に感謝を込めた特別価格の「岩手県民限定還元プラン」も用意されています。

台温泉の歴史と魅力

台温泉は、盛岡藩主が湯治のために通った歴史のある温泉地です。数世代にわたり、湯守が住むことを許されたこの地は、その湯の質と効能から高い評価を受けています。新たに誕生した客室「楓」は、まるで現代の御仮屋を思わせる洗練された造りになっています。お客様は源泉かけ流しの檜風呂で、芳醇な木の香りを楽しむことができます。

新客室「楓」の特徴

客室「楓」では、947m²の広さで和室10畳、半露天風呂を完備し、贅沢なひとときを提供します。シモンズ製のマットレスを使用したベッドが2台あり、快適な睡眠をお約束します。洗面スペースも豊富で、アメニティも充実しています。

食の楽しみ - 「湯守のごちそう」

松田屋旅館では、料理にも力を入れています。新客室に宿泊した後は、旬の地産食材を使用した創作和食「湯守のごちそう」を堪能できます。前菜には、豊富な山菜や野菜が美しく盛り付けられ、メインには岩手県産牛や旬菜の天ぷらなどが並びます。地元の味を存分に楽しむことができ、目でも舌でも満足できる素晴らしい食体験が待っています。

地元客への感謝 - 還元プラン

コロナ禍での厳しい状況の中で、松田屋旅館は多くの地元客に支えられて営業を継続することができました。この感謝の気持ちを形にするため、特別な「岩手県民限定還元プラン」を用意しました。宿泊料金は通常より500円引きで提供され、新客室「楓」も対象です。チェックイン時には住所を証明できるものを提示する必要がありますが、地域の方々に優先的に利用してもらいたいという希望も込められています。