企業のダイバーシティ推進が評価される時代
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(以下、T&G)が、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)において大きな成果を上げ、2024年の「D&I Award」において「アドバンス」認定を受けました。この栄誉は、婚礼業界においてD&Iの推進が高く評価された初のケースとなります。クライアントだけでなく、社員一人ひとりの心と人生を豊かにすることを目指し、T&Gは多様性のある職場作りに努力を惜しみません。
D&Iに対するT&Gの取り組み
T&GのD&I推進への情熱は、同社の企業理念にしっかり根ざしています。「あそびごころとやさしさで、人の心を人生を豊かにする」というミッションに基づき、性別や健康状態にかかわらず、全ての社員が活躍できる環境を整備しています。実際、女性社員の比率は60%以上を誇り、女性特有の健康課題に特化した施策『Femself BOX』では、オンラインピル処方や卵子凍結費用の補助を行い、キャリアとの両立を支援しています。
育児と仕事の両立を支援
T&Gでは、育児や介護との両立をサポートするため、エリア限定社員制度や副社員制度を導入しており、多くの社員が育児とキャリアを両立させています。新しいウェディングプランナーの教育は、リモートで行われる「フィールドトレーナー」職によって行われ、フレキシブルな働き方を推進しています。また、障がい者の雇用においても法定雇用率を上回る2.94%を実現し、高い定着率を誇っています。
LGBTQ支援に力を入れる
また、LGBTQに対する意識向上を目指した取り組みも積極的に進めています。社外取締役として、NPO法人「虹色ダイバーシティ」の村木真紀氏を迎え入れ、同性カップルを家族として福利厚生の対象にする「パートナーシップ宣誓制度」を導入しました。全社員に対してLGBTQに関する理解を深めるためのe-learningや、情報交換のための社内コミュニティも設けています。
確固たる成果と認定
このような取り組みの成果として、T&Gは「働きがいのある会社」ランキングで従業員1000名以上規模で13位に選ばれるなど、多くの表彰を受けています。特に、障害者雇用エクセレントカンパニー賞を東京都知事から受賞したことは、ダイバーシティ推進に対する強い姿勢を示しています。
今後の展望
今後もT&Gは、ホスピタリティ業界において、多様性を抱える社員が幸せに働ける環境作りを続けるとともに、その価値を業界全体に広めていく考えです。社員一人ひとりが持つ能力を最大限に発揮できるよう、あらゆる支援を行い続けることで、日本のD&I推進のロールモデルを目指していくでしょう。