デジタル化が進む設備点検業務、「MONiPLAT」がアイポケットと提携

設備点検のデジタル化が進む「MONiPLAT」とは

株式会社バルカーは、顧客企業の設備点検業務のデジタル化を進めるため、株式会社アイポケットと販売業務の委託契約を結びました。この提携により、アイポケットは自社の企業向けポータルサイトを通じて、バルカーが提供する設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」を紹介し、導入支援を行います。

提携の背景

アイポケットは製造業を対象に業務効率化やデジタルトランスフォーメーションを支援するソリューションを提供しており、主に「解決ファクトリー」というBtoB向け総合ポータルサイトを運営しています。製造業界では、依然としてアナログな紙ベースの点検記録や報告が多く、業務の非効率性が課題視されています。そこで、MONiPLATの導入が鍵を握ります。

このプラットフォームは、設備点検業務のデジタル化を実現し、効率的な業務を支援します。バルカーとアイポケットが提携することで、製造業の生産性を向上させることを目指しています。

「MONiPLAT」の特徴

MONiPLATは、設備管理のデジタルサービスを一元化するツールです。これにより、紙を使った点検業務が、スマートフォンやタブレットを利用することでペーパーレス化されます。具体的には、点検業務の検索、報告書の作成、リアルタイムの承認申請、スケジュール管理などが簡単に行えます。

このプラットフォームは、予知保全サービスとも連携可能で、複雑な設備点検のスケジュールを一括管理できる点も大きな利点です。加えて、今後も多くの新機能が追加される予定です。

バルカーの取り組み

バルカーは1927年から続く、工業用シール製品やふっ素樹脂加工製品のパイオニアです。主に石油精製、製鉄、自動車産業向けの製品を提供し、経済の発展を支えてきました。2023年にリリースした「MONiPLAT」は、すでに1,000社以上の企業に導入されています。

同社は、顧客に対して真の価値を提供することを目指し、デジタルソリューションを通じた改善や革新にも注力しています。また、「MONiPLAT」を用いることで、今後もさらなる顧客満足の向上を図ることが期待されます。