ビフィズス菌講演会
2024-09-10 13:53:12

夏の甲子園で実施されたビフィズス菌講演会と免疫力向上の重要性

ビフィズス菌の力を信じて



2023年9月5日、埼玉県の花咲徳栄高等学校で、大正製薬株式会社による「感染症予防(免疫力)」をテーマにした講演会が行われました。この講演は、第106回全国高校野球選手権・埼玉大会で優勝を果たした花咲徳栄の運動部顧問の先生方を対象としており、コンディショニングの重要性が強調されました。参加者は熱心にメモを取りながら、講師の説明に耳を傾けていました。

講演の目的と内容



大正製薬は森永乳業と協力し、ビフィズス菌の認知度向上を目指すプロジェクト「Bkins」を2023年7月16日よりスタートしました。このプロジェクトは、特に若年層を中心にビフィズス菌についての理解を深めることが目的です。

調査によると、20代から60代の男女においてビフィズス菌の認知率は84.9%ですが、その特徴を理解している人は約40%に過ぎません。特に20代の理解が最も低く、32%という結果が出ています。このデータは、若年層にビフィズス菌の重要性を伝える必要性を示唆しています。

花咲徳栄高等学校でも、2024年度に向け「トータルコンディショニングプログラム」を推進しています。このプログラムは、精神的、肉体的、健康的なアプローチから選手たちの状態を整え、高いパフォーマンスを引き出すことを目的としています。毎年、大学や企業の専門家を招き、計画的に活動が進められています。また、このプログラムの一環として、「花咲徳栄高等学校トータルコンディショニングガイドライン」が年度内に完成予定です。

講演の主なポイント



アスリートは風邪にかかりやすい


アスリートであるほど、過度な運動による免疫低下により風邪を引きやすいという事実が紹介されました。

パフォーマンスと腸の関係


免疫細胞は主に腸に存在し、脳と腸は相互に影響を及ぼし合っています。これを「脳腸相関」と呼び、その重要性が説明されました。

腸環境の悪化


過剰なプロテイン摂取が腸内で悪玉菌を増殖させる原因になることが指摘され、悪玉菌の優勢になることで便秘や肌荒れの原因になるとのことです。

腸活のポイント


ビフィズス菌を含む食品や善玉菌を増やす食事が推奨され、日常的に腸活を行うことが重要とされました。具体的な方法としては、善玉菌を積極的に摂取し、ビタミンを十分に取り、整腸剤を活用することが挙げられました。

まとめ


今回の講演を通じて、部活顧問の先生方や生徒たちが知識を深め、選手たちのパフォーマンス向上に寄与することが期待されます。今後も大正製薬の取り組みが進んでいくことで、健康意識の高まるきっかけになることを願っています。


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