ソニー生命が経済産業省主催のライフデザインシンポジウムに参加
2025年10月8日、経済産業省が主催した「ライフデザイン経営シンポジウム」にソニー生命保険株式会社が参加しました。このシンポジウムは「社員のライフデザインで高める企業の共創力と生産性」というテーマのもと、ライフデザインを支援する企業によるパネルディスカッションや体験サービスが行われました。
シンポジウムの目的
このシンポジウムの主な目的は、企業がライフデザイン経営を実践することによって、より高い生産性と共創力を実現し、社内の人材を最大限に活用することです。ソニー生命は、こうした目標に向けてライフデザインを支援する企業としての役割を果たしました。
GLiPを活用した体験サービス
当社は、経済産業省の令和5年度補正「ライフステージを支えるサービス導入実証等事業」に採択された実証事業者として、ライフプラン分析システム「GLiP」を活用したライフプランニング体験の実演を行いました。GLiPは、個々の理想的なライフプランを実現するための収支シミュレーションを可視化するツールであり、お客様のニーズに合わせた資産管理の準備状況を示します。
GLiPの有用性
GLiPは、ユーザーが自身のライフステージに合わせて必要な資金を把握できるように設計されています。「充足率」という指標を用いて、資産形成や保障の状態を簡潔に示すほか、保険商品をグラフィカルに表現し、情報を理解しやすく伝えます。これにより、ユーザーは自分のライフプランについて具体的に考える機会を得ることができます。
当社の取組み
ソニー生命は、ライフプランニング体験プログラムを学校、自治体、企業に向けて提供し、社会課題の解決に貢献しています。特に、教育機関においては、2006年度以来、総計2347校で242131名にライフプランニングの授業を実施してきました。これは、生徒や学生にとって非常に重要な知識を提供し、彼らの将来に対する意識を高めるためのものです。
自治体との連携
自治体との取り組みでは、ひとり親家庭や商工会議所を対象にしたプログラムを実施し、地域特性を活かした支援が行われています。地域創生を目的にしたプログラムでは、各自治体のニーズに応じた内容を提供し、新たな課題解決に貢献しています。
企業向けの福利厚生プログラム
さらに、企業向けには福利厚生パッケージの一環としてライフプランニングプログラムを提供。これにより、従業員は自己の人生において何が大切か、また理想の人生を実現するための資金がどれほど必要かを考える機会を持つことができます。
今後の展望
ソニー生命は、今後も全国の約5800名のライフプランナーを通じて、企業や地域社会の成長に貢献していく方針です。ライフデザインの支援を通じて企業の共創力や生産性を向上させることは、より充実した社会の実現に寄与する重要な活動であると認識しています。シンポジウムでの活動を通じて、これらの目標を達成できるよう、さらなる努力を続けていきます。