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文京学院大学の新しいオピニオンレター

文京学院大学大学院（学長：福井勉）は、福祉・医療の現場からの視点を大切にしたオピニオンレター「大学院生による専門職現場の課題提起と教員による提言」に取り組んでいます。このオピニオンレターでは、福祉・医療マネジメント研究科で学ぶ６名の学生が、現場で直面しているリアルな課題について考察し、全６回のシリーズとして発信される予定です。

福祉・医療現場のリアルな課題

特にニュースではあまり取り上げられないような、福祉や医療の分野での問題に焦点を当てています。この企画では、福祉・医療分野の専門職が、それぞれの経験をもとに自らの職場での課題を語ることで、職種を超えた共通の問題を明らかにしようとしています。これにより、待遇面での格差や異なる職能に対する理解不足、役割の不明確さ、職種間の連携の難しさといった構造的問題が可視化されることを目指しています。

社会に向けた発信の意義

文京学院大学では、学びを大学院内にとどめるのではなく、社会に向けて発信することで、福祉・医療についてオープンに議論し、より良い制度や環境を考える機会としたいと考えています。幼児教育の現場から始まり、外国人人材の受け入れ、日本での選ばれる理由など、さまざまなテーマを取り上げます。これにより、保育職の処遇や女性の社会進出など、今求められる改革の本質に迫ることが期待されています。

定期配信予定

オピニオンレターの配信は、以下のスケジュールで行われます：

• - Vol.1（2月25日）「幼児教育現場の処遇格差」　課題提起者：山崎恭子（幼稚園園長）　提言者：鳥羽美香教授
• - Vol.2（2月27日）「日本人と外国人の支援制度格差における懸念」　課題提起者：李佳（保育園施設長）　提言者：高橋明美准教授
• - Vol.3（3月4日）「外国人人材から選ばれる日本に」　課題提起者：関根通維（協同組合理事長）　提言者：高橋明美准教授
• - Vol.4（3月6日）「医療専門職の役割再考」　課題提起者：浅井一憲（看護師）　提言者：藤谷克己教授
• - Vol.5（3月11日）「助産師の専門性と可能性」　課題提起者：新居信子（助産院院長）　提言者：篠原純史准教授
• - Vol.6（3月13日）「理学療法士の専門性の確立」　課題提起者：吉野恭平（理学療法士）　提言者：八木麻衣子特任准教授

この一連の提言が、福祉や医療の分野における構造的改革の一助となることを期待しています。特に、教育や支援体制、職業倫理についての視点を広げていくことが重要です。今後の展開が楽しみです。

オピニオンレターの詳細

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