和歌山県で実施した森林保全活動「サンコーの森」植樹祭レポート

和歌山県での「サンコーの森」植樹祭の模様

2025年10月18日、和歌山県田辺市の中辺路町で、新たな森林保全活動として「第1回サンコーの森植樹祭」が開催されました。このイベントは、掃除用品や防災グッズを製造・販売する株式会社サンコーが、和歌山県が推進している「企業の森」プロジェクトの1つとして行われました。

このプロジェクトは、企業と地域が連携し、森林環境の保全と育成を目指すもので、サンコーは2023年の6月からこの活動に参画しています。

植樹祭の活動内容

この日は、サンコーの従業員やその家族、地域の森林組合の方々など約60名が参加し、ヒノキやヤマザクラ、ヤマモミジ、ケヤキなどの苗木を丁寧に植えました。参加者は、初めに森林整備の重要性や植樹方法についての講習を受け、その後、記念植樹を行い、森林保全への貢献を実感しました。

植樹活動に参加した人々は、汗を流しながら苗木を植えつけ、自然との結びつきを感じる貴重な体験をしました。さらに、植樹の後には体育館に移動し、森林教室やゲームを通じて森の生態系や木の特徴について学びました。

サンコー代表の思い

サンコーの代表取締役である角谷太基氏は、「この森づくりは、自然とのつながりを深め、次世代に持続可能な環境を引き継ぐために重要です」と述べ、事業活動を通じた地域貢献の意義を強調しました。苗木は小さな存在ですが、時間と共に立派な森へと成長していくことを心から願っています。

角谷氏は、社員が自然の大切さを実感し、地域の人々と協力し合う中で絆を深めていけると信じています。植えられた苗木は、未来へとの希望を象徴しています。

サンコーの環境保全への取り組み

株式会社サンコーは、2020年に「サンコーグループSDGs宣言」を制定し、環境保全に取り組む企業活動を進めています。バイオマスインキを使用した商品パッケージの導入や、ペットボトルキャップや古紙のリサイクル推進、地域周辺の美化活動「クリーンアクションデー」を実施しています。

現在の「企業の森」プロジェクトを通じて、今後10年間に渡り中辺路町の森林整備（間伐や育林など）を継続的に行う計画があり、地域とのインタラクションを大切にしながら「サンコーの森」を育てていく方針です。

和歌山県「企業の森」について

和歌山県「企業の森」は、企業や団体、地域社会、森林組合、自治体が共同で森づくりを進める取り組みです。このプログラムは2002年から始まり、持続可能な社会の実現に向けて多様な形で林業に関与することを推奨しています。

詳しくは、和歌山県公式HPをご覧ください。

サンコー会社概要

株式会社サンコーは、和歌山県海南市を拠点として、生活サポート用品を中心に商品開発から製造、販売にいたるまで一貫して行っています。リーダー的なポジションを持つ「おしっこ吸う～パット」シリーズは、2021年度から約100万個を売り上げ、顧客の生活を支える存在となっています。サンコーは、地域に寄り添い、豊かな社会の実現に貢献する企業です。

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