ナガセビューティケァの健康戦略
2025-03-27 15:49:09
健康経営に取り組むナガセビューティケァの成功の秘訣
株式会社ナガセビューティケァの健康経営の成功
東京都中央区に本社を構える株式会社ナガセビューティケァ(代表取締役社長:三原 康弘)は、社員の健康管理を企業の成長の基盤と考えています。これにより、彼らは経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に対して、6年連続の認定を受けるという成果を上げています。健康経営とは、地域社会の健康課題に基づいて企業が健康を推進する取り組みを行い、社員の健康を守ることを目的とした制度です。ナガセビューティケァは、これを戦略的に実施し、積極的な投資を行ってきました。
健康経営戦略マップの導入
同社は2024年から「健康経営戦略マップ」の導入を行い、社内での健康経営施策を視覚化することを目指しています。このマップは、企業が抱える経営課題や施策の効果を図解し、社員全員が共通の目標に向かって取り組める環境を整える役割を果たしています。特に経営層とともにこのマップを作成し、社内会議で積極的に共有することで、企業全体での健康経営の浸透が図られています。
年に一度の健康セミナー
ナガセビューティケァでは、社員の健康知識向上を目的に毎年健康セミナーを開催しています。参加者から得たアンケートを基に、最も関心のあるテーマを選出し、その年の内容を決定します。今年は「女性の健康課題」と、特に注目された「目の健康」に焦点を当て、社内の健康インストラクターが知識を提供しました。参加者からは「今日から実践できることが多かった」といった肯定的な反響が寄せられ、健康について考えるきっかけとなったことがわかります。
年2回のウォーキングラリーイベント
さらに、同社は全社員とその家族、取引先を巻き込み、年に2回のウォーキングラリーイベントを開催しています。このプログラムでは健康管理アプリや活動量計が支給され、参加者は日々の歩数を記録し、競争を通じてモチベーションを高めています。さらに春と秋に開催されるイベントでは、オンライン上でのウォーキングコースを疑似体験しつつ、楽しみながら健康を促進する機会が提供されています。
経営層がリーダーシップを
健康経営優良法人としての認定を受けるためには、経営層と社員の健康への共通認識が不可欠です。今年度の特に評価されたポイントは、経営層とともに健康経営課題について共有し、推進したことです。この結果、社内アンケートでは95.5%の社員が自己の企業の健康経営に対する取り組みを認識しているとの結果もありました。これにより社員一人ひとりが健康について考えるきっかけが生まれています。
ワークライフバランスの充実
多くの社員が無理なく健康活動を続けられる環境を整える中で、ナガセビューティケァは有給休暇の取得もしやすい企業文化を評価されています。仕事とプライベートのバランスを保ちながら、健康で働きやすい職場を実現する取り組みが認められたことで、6年連続の認定に結びつきました。
今後の展望
これからもナガセビューティケァは、「アブセンティーズム(欠勤)」や「プレゼンティーイズム(出勤しているものの生産性が低下している状態)」の実態把握に向けた取り組みを進め、自社社員だけでなくグループ全体で健康を支援する施策を強化する方針です。全社員が心身ともに健康で、より働きやすい職場環境を目指し、引き続き取り組みを続けていくことでしょう。
ナガセビューティケァは、創業から59年、高品質な化粧品と健康食品を提供し続け、地域社会に根ざした事業活動を展開しています。今後も「キレイ」の力で笑顔を広げていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ナガセビューティケァ
- 住所
- 電話番号
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