レッズと認知症教育
2025-12-25 10:25:23

浦和レッズレディースが認知症教育で社会への理解を深める活動に取り組む

浦和レッズレディースと認知症教育の出前講座



2023年11月26日、浦和レッズレディース(以下、レッズレディース)選手たちが、メディカル・ケア・サービス株式会社と協力し、認知症について考える「認知症教育の出前講座」を埼玉県さいたま市で実施しました。この取り組みは、WEリーグの理念の一環として行われ、スポーツを通じて社会の多様性を促進し、一人ひとりが主役となる未来を目指すものです。

認知症との向き合い方



当日は、選手たちが講義で認知症に関する正しい知識を学んだ後、愛の家グループホームを訪問し、利用者と直接交流する機会が設けられました。選手たちは、ただの交流にとどまらず、世代や立場を超えた深い対話を楽しむことで、認知症に対する偏見を取り除く貴重な経験を得ました。

偏見のない交流の重要性



交流の場では、選手たちが利用者に対して「認知症のある方」としてではなく、「一人の人」として接する姿が印象的でした。友人とのカジュアルな会話のように、自然体で温かい対話を楽しむ様子が多く見受けられました。このような対等な関係の構築こそが、大切な社会環境の変革につながるとメディカル・ケア・サービスは信じています。

参加者双方の感想



利用者からは「若い人たちとの交流が楽しかった」や「また来てほしい」という嬉しい声が寄せられ、選手たちも「認知症についての理解が深まった」と感想を述べました。特に、外見ではなく内面を見つめることの大切さや、コミュニケーションの力を再認識したとのことです。

認知症基本法施行と今後の取り組み



2024年に施行される「認知症基本法」は、認知症の方が社会で活躍できる環境づくりを目指しています。これに向けて、メディカル・ケア・サービスは「認知症教育の出前講座」を2025年から全国展開する計画を進めており、認知症への理解と支え合いの重要性を広く伝えていく考えです。

企業としての責務



メディカル・ケア・サービスは、現況の認知症に対する誤解をなくすことを目指し、企業や地域と連携して積極的な情報発信を行う意志を固めています。また、未来を担う世代に向けて、認知症ケアの新たな魅力を伝えることで、より豊かな社会作りに寄与していく所存です。

実施概要


  • - 実施日: 2023年11月26日 13:00~16:00
  • - 講師: 杉本浩司(メディカル・ケア・サービス株式会社)
「日本一かっこいい介護福祉士」として多くの実績を持つ。
  • - 参加企業: 株式会社 学研ホールディングス

この活動を通じて、浦和レッズレディースとメディカル・ケア・サービスは、ただ競技やサービスを提供するのではなく、社会的な変革を推進していく姿勢を示しています。今後の彼女たちの活動にも大いに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社 学研ホールディングス
住所
東京都品川区西五反田2丁目11番8号学研本社ビル
電話番号
03-6431-1001

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