新たな女性起業家支援プロジェクト「Project:F」始動
株式会社Sworkers(スワーカーズ)は、女性起業家を増やし、社会のルールを女性が作るための取り組み「Project:F」を発表しました。これは、起業家としてのスキルを磨き、実際に起業に挑戦する女性を支えるための多岐にわたるプログラムです。
「Project:F」の目的と背景
2022年に金融庁が発表した報告書によれば、日本における女性社長の割合はわずか14.2%であり、女性創業者が受ける資金調達は全体のわずか2%とされています。新規上場企業における女性社長の割合も同様に低く、男性が中心に運営しているビジネスモデルが主流です。この状況を改善するために、Sworkersは「Project:F」を立ち上げました。
本プロジェクトでは、女性が起業家として成功するための土台を築き、一人ひとりの女性が新たな価値を生み出せるように支援していきます。女性起業家が増えることで、彼女たちが生み出したルールや仕組みが社会に広まり、次世代の女性たちを育てる良循環を作ることを目指しています。
実施するプログラムの詳細
「Project:F」では、特に注目されるプログラムとして、
『Female Founders Door』と名付けられた女性起業家向けの伴走型プログラムがスタートします。このプログラムは、未経験の方でも参加しやすい設計となっており、アイデアの創出から、会社設立、資金調達にうつるまで、現役の起業家が手厚くサポートします。
Female Founders Doorの特徴
1.
アイデア不要:事業案が明確でなくても参加できるため、自由にアイデアを考える過程を楽しむことができます。
2.
就業を続けながらの参加:オンライン講義と短時間の課題で構成されているため、現職を続けながら起業を目指せます。
3.
費用がかからない:地域協力を得ることで受講費が無料となり、経済的な負担を軽減します。
メンター陣の紹介
プログラムでは、坂山里帆(RIHO HAYAMA)や松村有祐(YUSUKE MATSUMURA)など、経験豊富なメンターが参加者をサポートします。彼らはそれぞれの専門性を活かし、資金調達や事業の成長に向けた具体的なアドバイスを提供します。
女性向けスタートアップカンファレンス
また、プロジェクトの一環として、起業を希望する女性が気軽に情報交換や出会いができる「
Female Founders Conference」の開催も予定されています。このカンファレンスは、スタートアップや起業のイメージを具体化し、参加者同士の交流の場となることを目的とします。
カンファレンスは、2025年に都内で行われる予定で、詳細は近日中に発表される予定です。興味のある方は事前登録を行うことで、最新情報を受け取ることができるようになります。
企業や個人へのメッセージ
Sworkersは、女性が自分のキャリアを切り開くためのサポートを継続的に行っていく所存です。このプロジェクトは東京都の支援も得ており、今後も多くの企業や個人による協賛を呼びかけています。興味のある方は、ぜひSworkersに問い合わせてみてください。
さいごに
「Project:F」は単なるプログラムではなく、女性たちが自らの力で未来を切り拓くための大きなステップとなります。ぜひこの機会を利用し、新たな挑戦を始めてみてはいかがでしょうか。