ZenGroup、運送事業の許可を取得
越境ECを総合的に支援しているZenGroup株式会社(大阪府大阪市)は、2024年7月22日付で国土交通省から第二種利用運送事業の許可を獲得したことを発表しましたThis is a crucial step in their efforts to respond to customer demands in a more effective manner and to optimize logistics for international e-commerce.
第二種利用運送事業許可取得の意義
ZenGroupは海外向けの購入代行サービス「ZenMarket」をはじめ、定期購入のサブスクリプションボックスサービス「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、プロモーション代行「ZenPromo」、集客支援型の越境ECバナー「ZenLink」などを運営しています。現在、会員数は230万人を超え、175か国への600万点以上の配送実績を持つ企業です。
物流コストは、オンラインショッピングを行う際の重要な要素の一つで、送料の増加が顧客にとっての購入判断に大きな影響を与えています。ZenGroupでは、輸入商品の仕入れ価格と送料の比率が年々増加しており、今後も国際送料の低下は期待できないため、他社商品と一緒に輸出できるフォワーディング業務を展開し、物流体制を強化する必要があります。この第二種利用運送事業の許可取得は、そのための第一歩となります。
許可取得による期待される効果
1.
信頼性の向上: 第二種利用運送事業の許可を取得することで、一定の審査基準をクリアした企業であることが証明され、ZenGroupのサービスを利用する顧客は一層安心して利用することが可能になります。
2.
サービスの多様化: ZenGroupは、今後他社フォワーダー業者と同様に、多様な荷主のニーズに応じた輸送サービスを提供する予定です。これは、物流の柔軟性を向上させ、より多くの顧客へのサービス向上を図るために重要です。
2025年に向けた計画
ZenGroupは今後の展望として、Regulated Agent(特定航空貨物利用運送事業者)の認定を目指しています。2025年からは、荷主から預かった貨物を実際に輸送する船会社や航空会社と連携し、フォワーディング事業を開始する予定です。これにより、越境EC物流の最適化を図り、国境を超えた迅速な配達と柔軟なサービスの提供を実現します。
ZenGroupのミッション
ZenGroupは「世界の越境EC販売額の20%を日本に」という理念のもと、国際市場での日本の商品流通を推進しています。主なサービスには、楽天市場やYahoo!ショッピングから商品を国際配送する「ZenMarket」、トレンドに基づいた商品を集めた「ZenPop」、売上金の10%のみの手数料で簡単に出店できる「ZenPlus」があり、さらには広告やプロモーション支援を行う「ZenPromo」など、多岐にわたるサービスがあります。
今後もZenGroupは、海外ユーザーに日本の商品をよりスムーズに届ける仕組み作りに尽力していきます。