クロスボーダー決済プラットフォーム『RemitAid』が資金調達を完了
株式会社RemitAid(東京都渋谷区、代表取締役:小川裕大)は、プレシリーズAラウンドのファーストクローズとして、総額1.5億円の資金調達を実施しました。これは、ジェネシア・ベンチャーズをリードに複数の投資家からの支援を受けたものです。RemitAidは、海外企業との取引をよりスムーズに行えるようにするための、クロスボーダー決済プラットフォームを提供しており、今後の事業成長を加速させることを目指しています。
資金調達の背景
同社が展開する『RemitAid』は、海外企業との取引を支援するプラットフォームで、特に「デジタル決済」と「海外ラクヤス振込」という2つの新しい決済手段を提供しています。デジタル決済では、クレジットカードやQRコードを用いた決済が可能であり、すでに150社以上の顧客に導入されています。一方で、海外ラクヤス振込は、現地振込のみで取引を行えるため、海外に支社を設ける必要がない便利なサービスとして注目を集めています。
今回の資金調達によって、積極的な人材採用や新しいサービス機能の開発、そして顧客基盤の拡大を図る予定です。
投資家の声
この資金調達に対しては、様々な投資家が高い期待を寄せています。ジェネシア・ベンチャーズの河野優人氏は、貿易決済市場の巨大さと変革の可能性を強調し、RemitAidがその変革をリードする企業として成長することに期待を寄せています。また、プライマルキャピタルの佐々木浩史氏も、初回投資後の進捗を評価し、外貨獲得が日本経済において重要なテーマであると述べています。アニマルスピリッツの朝倉祐介氏は、RemitAidのサービスが中小企業の国際競争力向上に寄与することを期待しています。
小川裕大代表取締役のコメント
小川裕大代表は、内需が縮小していく日本において、外貨獲得の重要性を強調し、RemitAidが提供する決済サービスは、日本企業が海外企業と取引を行う際に直面する様々な障壁を軽減する役割を果たすと述べています。これにより、顧客に価値を提供しながら、事業をさらに拡大させるを目指す意向を示しました。
会社概要
株式会社RemitAidは、2022年に設立され、渋谷区に本社を置いています。国際送金やクロスボーダー取引に関連するリスクを軽減し、日本企業がグローバル市場で成功できるようにすることを目指しています。公式ウェブサイトは
こちらです。
採用情報
現在、RemitAidでは、積極的に新しい仲間を募集しています。特にFintech領域での経験がある方や、ソフトウェアエンジニアとして活躍したい方を求めています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。