持続可能な養殖の未来を切り拓くプロジェクト
日清丸紅飼料株式会社(東京都中央区、設立)は、2026年に開催予定の「第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に出展し、自社ブランド魚「鰤リアント」と「つなぎ鯛」を発表します。これは、増え続ける魚粉の需要に応えるための「次世代養殖プロジェクト」の一環です。
次世代養殖プロジェクトの意義
世界的に養殖生産量が増加する一方で、魚粉という資源は有限であるため、その供給が脅かされています。近年の気候変動やエルニーニョ現象の影響が重なり、魚粉の価格が高騰し、供給不安が広がっています。このような背景の中、日清丸紅飼料は持続可能な養殖を実現するための取り組みを始めました。
「次世代養殖プロジェクト」では、魚粉を単に減少させるのではなく、賢く使用することが重視されています。様々な魚種ごとに必要とされる魚粉の量を見極め、植物タンパク質や昆虫タンパク質などの代替原料と最適に組み合わせることにより、持続可能なモデルを構築しています。
自社ブランド魚の紹介
本プロジェクトから生まれたのが「鰤リアント」と「つなぎ鯛」です。まず、鰤リアントは長崎県五島列島で開発されたブリで、魚粉使用量を抑えた飼料で育成されています。この魚は2024年度から百貨店や量販店で購入可能になる予定です。
次に、「つなぎ鯛」は和歌山県の老舗生産者とコラボレーションして無魚粉飼料で育てられたマダイで、まさに日本の伝統と革新が融合した商品です。この魚も今後注目の存在になることでしょう。
展示会の詳細
今回のシーフードショーでは、日清丸紅飼料のブース番号はL-73。ブースでは、上記のブランド魚を含む様々な飼料のパネル展示が行われます。また、クロマグロ用飼料や海産稚魚用飼料、さらにハーブ配合飼料など、多様な製品も紹介される予定です。
環境への配慮と未来の展望
日清丸紅飼料の上席執行役員である川床真一氏は、原料事情が厳しい中での養殖現場への配慮を重要視しています。また、「これからも養殖業を続けていくためには、業界全体で解決策を考えていく必要があります」とコメントしています。養殖生産は今後も増加していますが、サステナブルな養殖が求められています。
日清丸紅飼料は、今後もこの「次世代養殖プロジェクト」を基に、新たな養殖モデルを展開していくことが期待されています。最適な飼料を提供することで、養殖業の持続可能性を高めていく挑戦は、今まさに始まったばかりです。
会社概要
日清丸紅飼料は、水産飼料や畜産飼料などを製造・販売する企業であり、今後も環境に配慮した事業展開を続けていくことを目指しています。
- - 会社名: 日清丸紅飼料株式会社
- - 所在地: 東京都中央区日本橋室町四丁目5番1号さくら室町ビル4F
- - 代表者: 宮内 和広
- - Webサイト: 日清丸紅飼料