地域BWA推進に貢献するネクスの5Gモデム「UNX-05G」が接続確認を完了

地域BWA推進に寄与する5Gモデム「UNX-05G」の接続確認

公共サービス向けの無線通信システムとして注目を集めている地域BWA（Broadband Wireless Access）ですが、株式会社ネクスが提供するポータブル5Gモデム「UNX-05G」が、阪神ケーブルエンジニアリングの地域BWAシステムとの接続確認を完了しました。この成果は、地域の情報インフラの充実に寄与するものであり、今後の販売拡大に向けた大きな一歩といえるでしょう。

「UNX-05G」の意義

「UNX-05G」は、岩手県花巻市に本社を置くネクスの中心製品として、地域のデジタルインフラ強化に貢献します。地域BWAは、デジタルディバイドの解消や公共の福祉向上を目指し、市町村と連携を密にしながら、住民への情報提供を行います。似たようなシステムが世界各地で導入されていますが、「UNX-05G」の正式採用が確認されたことで、その影響力が期待されています。

接続確認完了の意義

今回の接続確認により、「UNX-05G」は地域BWA推進協議会の公式端末リストに追加されました。このことから、各地域がBWAの導入を検討する際に、ネクスの製品が有力な選択肢となることが見込まれています。このシステムは、各種公共情報を素早く住民に届けることで、防災や防犯、気象情報、さらには医療や教育の分野での活用が期待されています。

幅広いユースケース

阪神ケーブルエンジニアリングが運用する地域BWAシステムはコスト効率が高く、さまざまなユースケースでの応用が可能です。例えば、災害時には防災情報の一斉配信を行い、インフラの監視や子ども、高齢者の見守りサービス、公衆Wi-Fiを通じた観光・商業支援、さらには山間部へのインターネット提供、大規模イベントでの臨時通信インフラの構築など、多岐にわたります。

「UNX-05G」の採用は、地域のさまざまなニーズに応じた柔軟な対応が可能であり、その多用途性が高く評価される要因です。