メダル製作応援トーク
2017-06-05 09:37:26
都市鉱山からのメダル製作を支える、環境大臣と女優の熱いトーク
2017年のエコライフ・フェアが盛況のうちに行われ、環境大臣の山本公一氏やオリンピック担当大臣の丸川珠代氏、そして小型家電リサイクル応援マネージャーとして活動する女優の芳根京子さんが登場しました。このイベントのメインテーマは「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」です。
芳根京子さんは初めてこのプロジェクトを知った際の驚きを語りながら、小型家電の存在を知らなかったことから学び多かったと振り返りました。彼女は「日本には都市にたくさんの鉱山が存在し、その中には貴重な金属が眠っています。このプロジェクトがオリンピックを応援する一助になることを願っています」と語り、その活動への情熱を示しました。これに対して、山本環境大臣も「日本のリサイクル技術は世界に誇れるもので、多くの物が資源として利用可能です。このプロジェクトを通じて、私たちのごみが貴重な資源であることを認識してほしい」と語り、プロジェクトへの深い思いを表現しました。
イベントの中盤では、丸川大臣が登場し「東京2020大会では5000個のメダルが必要になりますが、それを小型家電から作るためには多くのリサイクルが必要です。皆さまの協力をお願いします」と述べ、国民の力を結集することの重要性を訴えました。
さらに、アスリートトークショーでは、リオ五輪金メダリストである登坂絵莉さんと白井健三さんが登壇し、自らの経験を語りました。登坂さんは選手村でのユニークなエピソードを共有し、「水しか出ないシャワーに驚き、減量中で食事がほとんど摂れなかった」と懐かしそうに語りました。一方、白井さんは「体操界では中国が大きなライバルですが、選手村では意外にも手を振ってくれたり、明るい雰囲気で交流がありました」と、良い思い出を披露しました。
最後に、登坂さんが「リオでの経験からオリンピックは最高の舞台であると確信したので、連覇を狙って頑張りたい」と意気込みを語ると、白井さんも「内村航平選手に少しずつ追いついてきているので、東京では成長した姿を見せたい」と熱を込めました。
この「みんなのメダルプロジェクト」は、使用済み小型電子機器から金属を回収し、オリンピックメダルを製作する国民参加型の取り組みです。プロジェクトは、持続可能な社会の実現にも寄与する重要な活動であり、参加することで資源を有効活用する意識を広める狙いもありました。小型家電が持つリサイクルの可能性を広く知ってもらうため、これからも教育活動が進められることでしょう。
この取り組みが成功することで、次世代へもリサイクルの重要性が伝わり、新たな価値を生むことが期待されています。イベントを通じて、参加者一人ひとりの意識を高め、持続可能な社会の実現を目指す努力が続けられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社アサツー ディ・ケイ
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- 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー12階
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