百十四銀行の「114サステナビリティ・リンク・ローン」で資金調達
2024年12月、株式会社ボルテックス(東京都千代田区、代表取締役社長・CEO 宮沢 文彦)は、株式会社百十四銀行(香川県高松市、頭取 森 匡史)から提供される「114サステナビリティ・リンク・ローン」を利用して資金調達を行いました。このローンは、企業のCSR戦略と密接に連携したサステナビリティの達成を目的としており、ボルテックスの持続可能なビジネスの進展に寄与することが期待されています。
サステナビリティ・リンク・ローンの仕組み
「114サステナビリティ・リンク・ローン」は、企業が設定するサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)に基づき、貸付条件が連動する仕組みを持ちます。具体的には、企業がその目標を達成すれば、金利やその他の条件が優遇されるため、企業は自らのサステナビリティ向上に積極的に取り組むことが奨励されます。また、このローンは、株式会社格付投資情報センター(R&I)から、国際的なサステナビリティ・リンク・ローンの原則に従ったフレームワークとしての第三者評価を受けています。
ボルテックスにとって、この資金調達はCSRの一環でもあり、特に自社が展開する「VORT®」シリーズの環境性能を向上させるための重要なステップになります。現在、同社は190棟以上の「VORT」シリーズの物件を持ち、そのうち69棟が省エネ性能を評価するBELS認証を取得しています。これにより、環境配慮型不動産の推進がさらに強化されることになります。
ボルテックスの「VORT®」シリーズについて
ボルテックスが展開する「VORT」シリーズは、区分所有オフィス市場において高い収益性と流動性を誇るブランドであり、質の高いサービス提供が評価されています。このシリーズでは、物件価値を引き上げるためのバリューアップ工事が実施されるほか、豊富な管理ノウハウを活かした運営が行われています。その結果、多くのクライアントから支持を得ており、今後もさらなる展開が見込まれています。
株式会社ボルテックスのビジョン
ボルテックスは1999年に設立され、主に中規模ビルの区分所有を通じ、顧客の収益性向上を図る新しい不動産戦略を提案しています。同社のミッションは、経済的な格差を解消し、持続可能な経済成長を支えることです。株式会社ボルテックスは、東京を中心に、大阪や福岡などの主要都市でも展開を行い、今後も日本経済を牽引する企業であり続けることを目指しています。
従業員654名(2024年3月31日時点)、売上高819億円を記録し、保有する賃貸用不動産の金額は655億円に達しています。これからも、社会的責任を果たすために「VORT」シリーズを通じた環境意識の高いビジネスモデルを推進し、持続可能な地域社会の実現に貢献していく考えです。今後のボルテックスの活動から目が離せません。
公式サイト:
ボルテックス
※「区分所有オフィス」、「VORT」は株式会社ボルテックスの登録商標です。