みずほリースが取り組むエネルギー転換の未来
みずほリース株式会社は、再生可能エネルギーやエネルギーインフラ市場において新たなステップを踏み出しました。特に、エネルギーインフラ分野への投資に特化したEIG Asset Management LLCが運営する「Energy Transition Fund II」(以下「ETF II」)に出資することで、持続可能な社会実現に向けた重要な取り組みを開始しました。
エネルギー転換ファンドとは?
ETF IIは、欧米を中心に再生可能エネルギー、蓄電池、e-Fuel(グリーン水素を原料とする合成燃料)、そしてCCUS(CO2の回収・貯留・有効利用)など、エネルギー転換のためのプロジェクトに特化した投資ファンドです。デジタル化や脱炭素化が進む中、これらのプロジェクトは、持続的なエネルギー社会の構築に向けた大きな支えとなるでしょう。
EIGは40年以上の実績を有し、エネルギー関連インフラ投資に特化した企業として、サステナブルな投資活動を推進しています。米国ワシントンD.C.に本社を置き、2025年6月末時点での運用資産は約238億ドルに達しています。このような豊富な経験と専門知識を基に、ETF IIは持続可能なエネルギーへの移行を支える重要なプロジェクトとなります。
みずほリースの成長戦略
みずほリースは、中長期的な成長戦略においてインフラアセットへの取り組みを強化しており、その中でも再生可能エネルギーを含むエネルギー転換関連事業を重要分野と位置づけています。この出資によって、専門知識やネットワークを最大限に活用し、より多くの投資機会を模索していきます。
特に、再生可能エネルギーの分野では、太陽光発電や風力発電、とりわけバッテリー技術の進化が重要です。これらは、電力供給の安定性を向上させるだけでなく、環境負荷の少ない社会を作るための基盤となります。バッテリーの導入は、再生可能エネルギーで生成された電力を蓄え、需要に応じて使用できる仕組みを提供することで、エネルギー利用の効率を向上させます。
サステナブルな未来の創造に向けて
みずほリースの出資は、単なるビジネス戦略だけではなく、社会的な責任を果たすためでもあります。このような取り組みは、企業が持続可能なビジョンを追求し、環境問題に対してどのように貢献できるかを考えるきっかけとなります。企業としての成長と社会的な意義を同時に追求する姿勢は、今後のビジネスモデルにも大きな影響を与えることでしょう。
これまでのエネルギー産業において、みずほリースは他の会社とも連携しつつ、市場内での影響力を拡大し、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献していくことを誓います。環境問題が企業の成長戦略や戦略的パートナーシップの重要な要素となる中、今後の展開がますます注目されます。
お問い合わせ
みずほリース株式会社経営企画部
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