Neusignalが資金調達
2025-01-31 13:33:58

アルツハイマー治療薬開発のNeusignalが22億円を調達し新たな一歩を踏み出す

Neusignal Therapeuticsが新たな資金調達を実施



2025年1月31日、Neusignal Therapeutics株式会社(NTX)が、アルツハイマー型認知症治療薬開発のために22.5億円を調達したと発表しました。この資金は、シリーズAの11.5億円と、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の補助金11億円を合わせた金額です。これにより、研究開発と臨床試験への期待が一段と高まっています。

資金の背景と投資家の支援



NTXは、東北大学発のスタートアップであり、アルツハイマー型認知症に対して画期的な治療薬の開発に取り組んでいます。急増する患者数に対応し、医療現場のニーズに応えるため、同社は数多くの投資家から資金を集めています。今回の投資家には新規のFFGベンチャービジネスパートナーズや日本ベンチャーキャピタル、既存のファストトラックイニシアティブ(FTI)、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)、三菱UFJキャピタルなどが名を連ねています。

アルツハイマー型認知症の課題



アルツハイマー型認知症の治療は、マネジメントの複雑さ、高額な費用、対象患者の適切さなど多くの課題が伴います。こうした中、NTXは、新薬の登場によりそれらの問題の解決を目指します。患者やその家族の生活を改善することが、同社の使命です。

資金の使途



振り分けられた資金はヒト臨床試験(Phase 1治験)の候補化合物提供に使用されます。この臨床試験を皮切りに、自社主導での治験や、米国市場向けのPhase 1b企業治験の準備が進められます。NTXは、開発する低分子化合物が新たな可能性を秘めていると自信を持っています。

投資家たちからのコメント



投資家の皆さんからは、NTXの進捗に対する期待が寄せられています。

  • - FTI: 「新たな低分子化合物の臨床開発が国内外で加速することを願っています。」
  • - KII: 「この開発が医療経済に大きな影響を与えると確信しています。」
  • - MUCAP: 「アルツハイマー型認知症の克服に向けたNTXの努力に期待しています。」
  • - みずほキャピタル: 「病気に苦しむ患者に早く薬を届けるため、研究開発が進むことを前向きに捉えています。」
  • - SMBC VC: 「この開発が従来の薬と異なる新しいメカニズムをもたらしてくれることに希望を抱きます。」
  • - FFG: 「低分子化合物が第一選択薬となるポテンシャルに期待しています。」
  • - 日本ベンチャーキャピタル: 「新しい選択肢を患者に提供することを目指します。」

会社概要とこれからの展望



NTXは2022年に設立され、東京都中央区に本社を構えています。その業務内容は認知症や精神疾患の治療薬の研究・開発に特化しており、東北大学や東京大学との協力も強化しています。2024年には、さらなる国際的な展望を持って進化を続けていきます。

国や地域における医療の未来に貢献するため、NTXは一層の努力を重ね、多くの患者様とその家族に希望を届ける新たな医薬品の上市を目指します。公式サイトでは、プロジェクトの進捗や新情報を随時更新していますので、注目してみてはいかがでしょうか。



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会社情報

会社名
Neusignal Therapeutics株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町3-11-5日本橋ライフサイエンスビルディング2 604
電話番号

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