原田智弘の挑戦
2024-04-18 18:44:41
音空間デザイナー原田智弘が小海町美術館でメディア・アートに挑戦
音空間デザイナー原田智弘の新作展示
音空間デザイナーでありプロデューサーの原田智弘氏が、2024年4月6日から6月2日まで長野県小海町にある小海町高原美術館で開催される「あわい 対話でつなぐメディア・アート」展に参加しています。この展覧会には、原田氏の新作に加えて、彼が所属する株式会社ソニカ ソラソレ堂事業部が設計した作品が展示されています。アートと音が交差する新たな体験が、訪れる人々を待ち受けています。
展示作品の概要
展示されている作品は、サウンドインスタレーションの形式を取っており、特に「鳴キ茶筒」や「おとづれ」などの新作は、観客が参与することで音を楽しむことができるように設計されています。
鳴キ茶筒
この作品は、訪れた人が特別な茶筒を使って音を体験するという新しい形のインスタレーションです。茶筒の蓋を開けると、内部から音が生まれ、参加者は目と耳を使ってその音を感じ取ります。40個のスピーカーが部屋全体に設置され、立体音響空間が構築されているため、聴覚だけでなく、触覚や視覚を通じて音を深く体験できる設計となっています。
おとづれ
この作品では、訪問者が四角い塔に登り、音の箱を受け取ります。訪問者は塔の上で音を体験しながら、帰路に別の音の箱を持ち帰るというプロセスを通じて音に対する感覚を育みます。音は時間や場所によって変化し、それを体験することで自然とのつながりを感じられる新感覚の展示です。
展示詳細
今回の展示会は、原田氏自らが作品の案内を行う機会も設けられています。特定の日程において、アーティストとの対話を通じて深く作品を理解することが可能です。また、オンラインでの作品案内も受付中で、Zoomを通じてアートの世界へと導いてくれます。
開催期間中は、参加自由のワークショップや、アートの持つ力についてのトークイベントも予定されています。さらに、アートに関わる人々や来館者同士の貴重な対話の場ともなりそうです。
会社概要
原田智弘氏が代表を務める(株)ソニカでは、音空間デザインやコンサルティング、音響チューニングなど様々な分野で活動を展開しています。音環境の改善や、アートを通じた新しい体験の創造を目指しており、特に音による情報伝達や参加者同士のコミュニケーションを重視しています。
彼の作品は、聴覚に障害を持つ方々にも新たな感動を提供できるよう工夫が施されています。美術館内のサウンドインスタレーションは、訪問者が自らの身体で音を感じる機会を提供し、視覚や触覚を通じてもその音にアプローチできるように設計されています。
このように、原田智弘氏の展示はただの鑑賞に留まらず、訪問者が自ら能動的に参加し、音とアートの新しい関係を発見する貴重な機会となるでしょう。ぜひ、この特別な体験を小海町高原美術館でお楽しみください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ソニカ
- 住所
- 東京都江東区豊洲1-3-26-709
- 電話番号
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