千葉市若葉区に新たな大型デイサービスセンターがオープン！

千葉市若葉区に新しいデイサービスセンターが誕生

千葉市若葉区に、6月1日に「リハビリスタジオてぃーだ桜木」がオープンしました。このデイサービスセンターは「旅行に行くためのリハビリ」に特化しており、さまざまなプログラムを通じて利用者がより活動的な生活を送れるようサポートします。オープンを記念して、5月9日から13日までの間に内覧会も行われ、高い関心を集めています。

旅行をテーマにしたリハビリプログラム

「リハビリスタジオてぃーだ桜木」は、利用者がリハビリを通じて旅行気分を味わえる施設を目指しています。具体的なプログラムとしては、階段昇降や不整地歩行のリハビリが挙げられます。これにより、観光地やバスの乗降を円滑に行えるように体力をつけることができます。また、リハビリマシンを使ったトレーニングも充実しており、安定した歩行が可能になります。

ブックカフェコーナーでの運び

ただ体を動かすだけでなく、利用者はブックカフェコーナーにて、旅行関連のガイドや写真集を読むことができます。美味しいドリップコーヒーを片手に、旅行の想像を膨らませたり、思い出話に花を咲かせることができるのです。このような交流の中で、新たな発見や楽しみを見出していただければと思います。

実践的な買い物リハビリ

また、近隣のスーパーに出かけて実際に買い物を行う「買い物リハビリ」も取り入れています。自ら選んだお土産などは、帰宅時に自宅までお届けするサービスもあり、実生活に即したリハビリを重視しています。

おとなの教室で新しいスキルを

さらに、団塊の世代をターゲットにした「おとなの教室」があります。ここでは、塗り絵や脳トレといったアクティビティではなく、文化や技術を重視した内容が用意され、楽しみながら新たな趣味を育むことができます。

富士山のお風呂体験で癒しを

リハビリだけでなく、心の癒しも提供します。温泉旅館を想定した富士山の絵が描かれた脱衣室があり、個別浴槽で温かい湯に浸かることで、温泉気分を味わいながらリハビリを行うことができます。

介護業界の未来を見据えた取り組み

オープンの背景には、介護施設が「特殊な場所」と見られているという課題があり、そのイメージを払拭するために、場所を選んだといいます。交通量の多い国道沿いに位置することで、ふらっと立ち寄ることができる身近な存在としての介護を目指しています。利用者の姿を通行者に見せることで、介護が日常の一部であることを広めたいと考えています。