髙原幸一郎氏がシェアリングエコノミー協会の新幹事に就任
移動に関する課題に力を入れるソーシャルデザインカンパニーである株式会社NearMe(ニアミー)の代表取締役、髙原幸一郎氏が、一般社団法人シェアリングエコノミー協会の幹事に就任しました。この発表は、2025年に開催される同協会の社員総会での新体制決議を受けたものです。
シェアリングエコノミー協会の役割
一般社団法人シェアリングエコノミー協会は、2016年に設立され、持続可能な共生社会を目指す「Co-Society」をビジョンに掲げています。シェアリングエコノミーを支援する業界団体として、法的整備やさまざまな取り組みを行い、現在は347社の法人会員と197の参加自治体を有し、活動エリアも全国に広がっています。新たな幹事として、髙原氏が持つ経験や知見を生かし、協会のビジョンの実現に向けての推進が期待されています。
髙原氏のコメント
幹事就任に際し、髙原氏は「大変光栄です」と語り、ニアミーで進めてきた“シェア”を基にしたサービス展開を通じて、地域や都市における移動の課題に向き合っていく意志を示しました。彼は「同じ志を持つ皆さんと連携し、社会課題の解決に貢献したい」と述べ、未来に向けた一歩を踏み出す決意を表明しました。
株式会社NearMeのサービス展開
株式会社NearMeは、AI技術を駆使した最適なルーティングにより、ドアツードアでのタクシーシェアサービスを提供しています。特に、「エアポートシャトル」は空港と周辺都市を結ぶ重要なサービスとして多くの利用者に支持されており、2019年のサービス開始以来、100万人以上の予約を達成しました。
このサービスは全国16の空港で利用可能で、公共交通機関の乗り換えによるストレスを軽減する役割を果たしています。また、地域特有の交通課題にも応じたサービスを展開しており、観光やスポーツ観戦のアクセス向上、高齢者の移動支援サービスの展開に取り組んでいます。
新たな取り組みと今後の展望
髙原氏の協会幹事就任を機に、シェアリングエコノミーに対する社会の理解を深めることが期待されます。ニアミーは、地域交通のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、効率的かつ持続可能な移動手段の実現を目指しており、今後の展開にも注目が集まります。
会社概要
会社名:株式会社NearMe
所在地:東京都中央区日本橋富沢町9-4
代表者:代表取締役 髙原幸一郎
設立:2017年7月18日
URL:https://nearme.jp/
移動の「もったいない」を解決し、多くの人々が自由に移動できる社会を目指すニアミーの取り組みは、今後さらに加速していくことでしょう。シェアリングエコノミーが社会のインフラとして根付くための一歩として、髙原氏のリーダーシップに期待が高まります。