リーダー教師を育成
2025-12-24 11:09:33

鳴門教育大学、地域教員希望枠で次世代リーダー教師を育成へ

鳴門教育大学、次世代リーダー教師育成の新たな試み



概要


鳴門教育大学(徳島県鳴門市)は、地域の教育課題に応える次世代のリーダー教師を育成するため、「地域教員希望枠」に基づく新たな教育プログラムを導入しました。このプログラムは、令和9年度の入試から開始されるもので、全国でも初めての「学部・大学院7年一貫教育」を提供します。大学と徳島県教育委員会が連携し、高校生に向けたセミナーを全3回開催し、多くの参加者から高い評価を受けました。

教員不足の現状


近年、全国で教員不足が深刻な問題となっています。単に教員を増やすだけでなく、教育現場の複雑化した課題に対応できる「質の高い教員」を育成する必要があります。この背景から、鳴門教育大学は独自の教育プログラムを構築し、長期的な視点でリーダー教師の育成に取り組むこととなりました。

「地域教員希望枠」の特徴


このプログラムの最大の特徴は、学生が同期で学び合いながら成長していくことです。入学後、共同体として切磋琢磨し、高校卒業後も教員同士でのネットワークを持つことが求められています。これにより、即戦力となるだけでなく、地域に根ざしたリーダーシップを発揮できる教員を育成します。

セミナーの内容


第1回: 小学校教育の魅力(9月21日)


セミナーの第1回目では、「生成AI時代に輝く小学校教育の魅力と可能性」をテーマに、講義とグループ討議が行われました。高校生同士で「理想の教師像」について意見を交わし、教育に対する興味と理解を深めました。

第2回: 徳島県の教育(11月3日)


続く第2回目には、徳島県教育委員会からの講義があり、教育現場が抱える「いじめ・不登校」の課題や「教育DXの推進」について学びました。また、現職教員と協議を行うことで、実際の教育現場のやりがいや困難についての理解を深める貴重な機会となりました。

第3回: 地域教員希望枠について(12月21日)


最終回では、7年間のカリキュラムや実習計画に関する説明の後、大学での学びについて在校生とのディスカッションが行われました。この過程で高校生は具体的に教師としての未来をイメージし、より強い意欲を持つ意義を感じることができました。

参加者の声


全3回のセミナーを通じて、多くの高校生から前向きな反応がありました。「教師になりたいという気持ちがより強くなった」「大学生活や職業のイメージが具体的になった」との声が多く上がり、特に現職教員や先輩との対話によって刺激を受けた様子が伺えました。

今後の取り組み


鳴門教育大学は、この「地域教員希望枠」を通じて、教育機関と地域教育委員会が連携して次世代のリーダー教師を育成し続ける方針です。令和9年度入試に向けても積極的に情報を発信し、徳島県の教育を担う新しい人材の発見と育成に尽力していく異流れが見込まれます。

募集情報


鳴門教育大学に関する詳細な情報は、公式サイトや大学の代表電話で確認できます。興味のある高校生や保護者の方々はぜひ訪問し、新たな教育の可能性を explored してみてください。


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会社情報

会社名
国立大学法人鳴門教育大学
住所
徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
電話番号
088-687-6000

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