世界早産児デー
2022-10-13 10:24:07
世界早産児デーに向けての取り組みとNICUの重要性を考える
世界早産児デーが示す意義と重要性
毎年11月17日は、世界早産児デーとして広く知られており、この日を通じて多くの人々に早産ンズの現状を認識してもらうことが大切です。この日の設立は2008年、ヨーロッパNICU家族会(EFCNI)により提唱され、以来、世界中各国において早産の課題を認識してもらうための啓発活動が行われています。
早産とは?
早産児とは、妊娠37週未満で生まれる赤ちゃんのことで、実際には全世界で10人に1人が早産で生まれるという驚くべき数字があります。つまり、早産は非常に一般的な現象ですが、その影響や課題については十分に認識されていないのが現状です。この認識を高めるための啓発活動や情報提供が、「はじめてのNICU」ウェブサイトにおいて強化されています。このサイトは、小さく生まれた赤ちゃんやその家族に必要な情報を提供するために立ち上げられました。
日本における早産児の現状
日本では、2021年における出生数は81万1604人と過去最少を記録しつつ、早産の割合は約5.7%と推移しています。これは、約20人に1人が早産で生まれたことを示しており、特に近年の早産に対する理解の不足が指摘されています。この状況に対し、アトムメディカルはさらなる周知と情報発信を行うことで、早産に対する意識を高める取り組みを続けています。
新たに追加されたウェブコンテンツ
「はじめてのNICU」は、世界早産児デーにあたる11月17日に向けて、さまざまな新コンテンツを追加しました。これには、世界早産児デー自体の解説のほか、早産児とその家族を支援するためのメッセージ募集や日本各地でのライトアップイベント情報が含まれています。また、NICU家族会の紹介や早産児の象徴的な紫色を基調とした装飾についても詳しく説明しています。
メッセージ募集キャンペーンの実施
NICUに入院中の赤ちゃんやそのご家族、医療従事者に向けて、感謝の気持ちや応援のメッセージを募集しています。寄せられたメッセージは、11月14日までにウェブサイトで公開される予定です。これは単なる活動ではなく、早産児やその家族が直面する課題への理解を深めるための重要な一歩となります。
アトムメディカルの今後の展望
アトムメディカル株式会社は、今後も早産児やその家族が安心して出産・育児できる環境の実現に向けた活動を続けていくことを表明しています。医療機器の製造から販売までを手がける同社は、さらなる啓発活動を通じて、赤ちゃんや家族の生活向上に寄与することを目指しています。
この世界早産児デーに、私たち一人ひとりができることを考え、早産児への理解を深める機会として活用していきたいです。ウェブサイト「はじめてのNICU」をぜひ訪れ、情報を確認してください。
会社情報
- 会社名
-
アトムメディカル株式会社
- 住所
- 東京都文京区本郷3-18-15
- 電話番号
-
03-6691-1380