介護技術評価大会
2024-05-08 15:00:02

第14回オールジャパンケアコンテストの魅力と介護技術向上の取り組み

介護技術の未来を創造する「第14回オールジャパンケアコンテスト」



介護業界におけるスキル向上と知識共有を目的とした「第14回オールジャパンケアコンテスト」が、2024年8月6日(火)に東京ビッグサイトで開催されます。この大会は、介護の技術を評価するだけでなく、参加者同士の交流を促進し、介護職の地位向上にも寄与する重要なイベントです。

オールジャパンケアコンテスト(AJCC)とは


オールジャパンケアコンテストは、介護業界の専門家や実務者が集い、実技を通じて自己研鑽を図る場です。参加者は、認知症や看取り、口腔ケア、入浴、食事、排泄、外国人介護職員などの各分野にわかれた実技を行います。専門家による採点とアドバイスが行われることで、技術の向上が期待されます。これまでに参加した選手は1,200名を超え、全国から多くの介護従事者が参加しています。

介護業界の現状


日本の介護業界は、今なお深刻な人手不足が続いています。なぜなら、高齢化が進む中、介護を必要とする人々の数も増加しているからです。2021年度の要介護認定者数は約690万人に達し、厚生労働省によると2025年と2040年にはそれぞれ32万人と69万人の介護職員が不足する見込みです。この状況を打破するために、業界全体で質の向上に取り組む必要があります。

コンテストの目指すもの


コンテストでは、技術評価を通じて介護の質を確保し、スキルやモチベーションの向上に貢献することを目指しています。また、介護への関心を深める機会を提供し、一般の方々との相互理解を促進します。介護の現場で働く人々がスキルを高めることで、業界イメージの改善や人材確保に繋がることが期待されています。

第14回オールジャパンケアコンテスト開催概要


  • - 日程:2024年8月6日(火)
  • - 前夜祭:8月5日
  • - 開催場所:東京ビッグサイト 南1ホール
  • - 定員:各部門(経験年数5年以上、5年未満)10名、外国人介護士分野10名、全体130名
  • - 申込方法こちら、応募締切は6月30日
  • - 一般来場:入場無料

この大会は、介護のプロフェッショナル同士が互いに刺激し合い、スキルを高め合う貴重な機会です。また、一般の方々にも介護の重要性や魅力を伝える場となります。参加者の皆様がこのコンテストを通じて新たな知見を得て、今後の介護現場で活かすことが期待されます。

コンテストの歴史と未来


2010年に始まったこのコンテストは、年々進化を遂げています。過去の開催地では、鳥取や東京などで多くの熱戦が繰り広げられました。特に2024年の開催は、東京ビッグサイトでの大規模イベントとして注目されており、今後も介護技術の発展を牽引することが期待されます。オールジャパンケアコンテストは、介護業界の未来を切り開く重要な一歩であり、多くの方々とのコラボレーションを通じて新たな価値を創造していくことでしょう。

会社情報

会社名
オールジャパンケアコンテスト実行委員会
住所
鳥取県米子市両三柳1400
電話番号
0859-24-3111

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