「いい夫婦の日」調査:共働き夫婦の家事分担と夫婦円満の秘訣
11月22日は「いい夫婦の日」。株式会社ナックが実施した調査から、共働き夫婦の家事分担の実態と、夫婦円満の秘訣が見えてきました。
調査概要
株式会社ナックは、暮らしを支える企業として、共働き主婦400人を対象に家事分担に関するインターネット調査を実施しました。調査対象は20代~50代で、1日8時間以上働くフルタイムの共働き主婦です。
調査結果から見える「いい夫婦」像
調査によると、共働き主婦の約65%が自分たちを「いい夫婦」だと感じています。この「いい夫婦」と感じている家庭では、夫が家事の3~5割を担っている割合が高い傾向が見られました。一方、「いい夫婦」だと思っていない家庭では、妻が家事の8~10割を負担しているケースが約40%にのぼりました。家事分担の偏りは、夫婦関係の満足度に大きく影響していると言えるでしょう。
理想の家事分担と現実
理想の家事分担について尋ねたところ、「妻5割・夫5割」が圧倒的な人気で、約45%の主婦が希望していました。しかし、現状でこの理想的な分担を実現できているのは、自分たちを「いい夫婦」と感じている主婦のわずか18%でした。「いい夫婦」だと思っていない主婦では、その割合はさらに低い5%に留まりました。理想と現実のギャップが浮き彫りになりました。
夫に最も手伝ってほしい家事
家事の中で、夫に最も手伝ってほしい家事は「掃除」で、約54%を占めました。掃除は、場所も多く、頻度も高く、体力も必要とするため、大きな負担となっているようです。「料理」も約38%と高い割合を示し、時間と労力の負担が大きい家事が上位を占めました。
家事負担軽減策としてのサービス活用
家事の負担を軽減するために活用したいサービスとして、「ハウスクリーニング」が約42%、「家事代行」が約33%と高い人気を集めました。掃除や料理といった負担の大きい家事を外部に委託したいというニーズが強いことが分かります。その他、「庭のお手入れサービス」「掃除用品レンタル」「宅配水」なども選択肢として挙げられており、共働き家庭の家事負担軽減策としてのサービス需要の高さがうかがえます。
夫婦円満の秘訣
調査結果から、夫婦円満には家事の分担と、お互いの時間への配慮が不可欠であることが示唆されました。家事サービスの活用は、家事にかかる時間を削減し、夫婦で過ごす時間や自分のための時間を確保するのに役立ちます。家事を一人で抱え込まず、夫やプロの力を借りることで、より楽しく、ゆとりある生活を送ることができるでしょう。
株式会社ナックについて
株式会社ナックは1971年創業。「暮らしのお役立ち企業」として、ダスキン事業を中核に、宅配水事業、建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業など幅広い事業を展開しています。今回の調査は、そんな同社の「暮らし」への取り組みの一環として実施されました。ハウスクリーニング、家事代行、庭のお手入れなど、多様なサービスを提供し、共働き家庭の生活を支えています。