『おてつたび』受賞
2025-12-18 18:26:10

人手不足解消に貢献する『おてつたび』が日本サービス大賞を受賞

新たな旅と人手不足解決の架け橋『おてつたび』



株式会社おてつたびは、その人手不足を解消するユニークなサービスである『おてつたび』が、2025年12月10日にザ・プリンス パークタワー東京で開催された第5回日本サービス大賞で優秀賞を受賞したことを発表しました。これは、地域が抱える深刻な人手不足の問題を解決するための革新的なアイデアを評価された結果であり、表彰式には高市内閣総理大臣や赤澤経済産業大臣も出席しました。

日本サービス大賞とは



日本サービス大賞は、サービス産業の中で独自の価値を提供する企業やサービスを表彰する制度で、768件の応募の中から厳選された33案件がこの栄誉に輝きました。サービス業が日本のGDPや雇用の約7割を占める中、企業はその重要性を強く認識しています。本賞における受賞は、企業やサービスに大きな名誉をもたらし、その認知度を高める一助となります。

おてつたびの革新的な価値提案



『おてつたび』は「お手伝い」と「旅」を融合させた人材マッチングのプラットフォームです。現在多くの地域で課題となっている人手不足に対処すべく、ボランティア活動や社会貢献を志向する旅人と、地域の人材不足を解消したい事業者をつなげる仕組みを構築しています。この新たなアプローチにより、地域への新しい人の流れやコミュニケーションが生まれることが期待されています。

具体的には、地域の観光地だけでなく、注目されにくい場所にも意欲的な人材が集まる仕組みをつくり出しています。これにより公式な観光地ではない地域でも人手不足が解消され、その結果、地域の活性化が見込まれています。加えて、自治体や業界団体と連携し、地域価値の共創を進めることで、サービスの幅を大きく広げています。

旅行者と地域事業者へのメリット



おてつたびを利用する旅行者は、自身の旅費を抑えつつ、地域の人々との交流を深めることができるのです。現地での労働対価を得ながらその地域での文化を体験することで、より充実した旅行体験が実現します。一方、地域事業者にとっては、全国各地からの労働力を簡単に確保することが可能になるため、働き手の募集が確実に進み、経済的な余裕が生まれるのです。

そして、招聘された働き手がその地域の観光や飲食の楽しみを体験することで、地域にとってはさらなる経済効果をもたらすことが期待されています。

最近の登録者数とシニア層の急増



おてつたびでは2025年12月4日時点で登録者数が90,000人を超えました。特に最近では50代以上の利用者が急増しており、ミドル・シニア層の関心が高まっています。今の時代は、定年後の第二の人生をデザインするための選択肢が多様化していることを示しており、『おてつたび』がその一役を担っています。これは、単なる旅行手段ではなく、生活の一部として価値を見出す動きであり、若い世代だけでなく、より広範な世代に受け入れられているのです。

地域事業者にも求められる働き手



事業者にとってもこのプラットフォームは非常に価値があります。『おてつたび』を通じて、彼らは全国から働き手を集め、地域の観光や交流を促進することができます。現在、2,200件を超える登録事業者が存在し、ホテルや農業、飲食など多岐にわたる業種で求職者とマッチングされています。これにより、一方での人手不足解消が図られ、他方で地域経済の循環にも貢献するトリプルウィンの関係が実現されています。

おてつたびの可能性は、今後もますます広がりを見せることでしょう。地域課題の解決に貢献し、より多くの人々に新たな旅のスタイルを体験してもらうための挑戦を続ける姿勢に、今後も期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社おてつたび
住所
東京都渋谷区代々木3丁目31−12
電話番号

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