宮城県で子ども支援とフードドライブが連携する新たな取り組み

宮城県での新たなフードドライブ実証事業の始まり

宮城県仙台市に本社を置く株式会社東日本放送が、2022年10月から展開している「khbこどもえがおだいさくせん！」の一環として、フードバンク支援事業を推進しています。この取り組みの最新情報として、宮城県やヤマト運輸株式会社との間で「みやぎゼロカーボンチャレンジ2050県民会議団体会員の連携によるフードドライブ実証事業の実施に関する協定」を結びました。

この協定に基づいて実施されるフードドライブ実証事業では、我々が果たす役割としてフードボックスの設置や事業のPRを行い、子どもたちと子育てを支援する活動を行います。特に、フードドライブに関する取り組みは、食品ロスの削減や寄付食品の不足といった重要な課題に直接対応している点が注目されます。

フードドライブ実証事業の内容

この実証事業は、2025年6月23日から2026年2月28日の期間に行われます。参加団体には宮城県、ヤマト運輸、ファミリーマート、東日本放送、宮城テレビ放送、さらにフードバンク団体であるNPO法人ふうどばんく東北AGAINや亘理町社会福祉協議会も含まれています。これらの団体が連携することで、温室効果ガス排出の削減や、食品ロスの防止に貢献することを目的としているのです。

計画では、ヤマト運輸の配送ルートに沿ったファミリーマートの店舗各所にフードボックスを設置し、地域住民が気軽に食品を寄付できる環境を整えます。これにより、寄付のハードルが下がり、より多くの人々が食品回収に参加できる仕組みが整います。

子育てサポート活動

「khbこどもえがおだいさくせん！」の一環として、フードバンク支援だけでなく、我々は子どもたちやその育成に関わる方々を強力にサポートしています。2022年10月からの活動としては、フードボックスを設置し視聴者や社員に頼んで食料の寄付を募り、これまでに1151kgの食品をふうどばんく東北AGAINに寄付しました。これにより、フードドライブを通じて発生する各種の問題にアプローチすることができました。

さらに、私たちは「ぐりりキャラバン」と題された活動を展開し、KHBのアナウンサーと共に宮城県内で紙芝居の読み聞かせを行うなど、地域に根ざしたイベントも開催しています。また、オリジナル絵本の寄贈や、子育て家庭支援イベント、募金活動も行うことで、地域における子育て支援の重要性を広めようとしています。

このような多面的な取り組みを通し、私たちは今後も地域の子どもたちや家族を全力で応援し、フードドライブを通じた地域の活性化を図る所存です。ぜひ、皆さんのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。