中古車相場の先行き不安定
2026-03-31 13:39:22

ホルムズ海峡封鎖の影響で中古車買取相場が不安定に推移

中古車買取相場がホルムズ海峡封鎖の影響で不透明に



最近、ホルムズ海峡の封鎖が中東経由の中古車輸出に大きな影響を与えており、それが日本国内の中古車買取市場にも波及しています。ここでは、最近の中古車買取のトレンドや今後の見通し、さらにホルムズ海峡封鎖の影響について詳しく掘り下げていきます。

1. 中古車買取相場の現状



2026年2月のデータによれば、中古車買取の平均価格は過去最高の113.6万円を記録しています。特に、国産車の製造から3〜5年の車両に対する需要が高まっており、高値が続いているのが特徴です。しかし、3月の予測では、平均買取価格が100万円を下回る可能性があり、これはホルムズ海峡封鎖の影響が考慮されています。

2. ホルムズ海峡封鎖の影響



ホルムズ海峡は、日本からの中古車がUAEを経由して中東地域やアフリカに輸出される重要なルートです。イランによるこの海峡の封鎖は、実質的に海上輸送を中断させ、その結果、日本の中古車輸出の約2割に直結する影響を与えています。特に、UAEは日本最大の中古車輸出先であり、同国を経由しての輸出ができないことは、今後の相場に多大な影響を及ぼすことでしょう。

3. 中古車市場の供給と需要



ホルムズ海峡の封鎖が続く限り、日本国内では中古車の供給が増加し、その結果として買取価格が下がる懸念があります。今後数ヶ月内に、輸出できなくなった中古車が国内で滞留し続けることで、売れない在庫が膨れ上がる可能性があります。供給増加は、需要に対して過剰となり、さらに買取相場に下押し圧力がかかる状態が続くかもしれません。特に、ランドクルーザーなど中東で人気の高い大型SUVは、その影響がより顕著になるでしょう。

4. 買取相場の予測



ホルムズ海峡の封鎖が影響を与える期間によって、買取相場も異なります。封鎖が1〜2ヶ月で収束する場合、一時的な供給増にはなりますが、物流の復旧と夏の需要期が重なることで相場が回復する見込みがあります。しかし、6ヶ月以上続く場合は、需給バランスが崩れ、継続的な価格下落が懸念されます。

5. 他地域への影響



アフリカや南アジアの新興国では、製造から10年以上経過した安価なモデルに対する需要が高まっており、これが日本国内の中古車買取にも影響を与えています。ただし、これらの古い年式の車両はもともとの査定額が低いため、全体の平均価格への影響は限定的です。

6. まとめ



ホルムズ海峡の封鎖という新たな要因が、中古車買取相場に不透明感をもたらしています。今後の動向を注意深く見守りながら、適切なタイミングでの車の売買を考えていく必要があります。中古車市場は依然として過去の高水準を維持していますが、その影響を受け続ける限り、先行きは不透明です。今後の市場変化に注目していきたいものです。


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