株式会社日本オープンシステムズ(JOPS)は、富山市を拠点に、富山大学及び富山県立大学と手を組み、産学連携をテーマにしたクロスオーバーシステム「Ocket」を開発しています。このシステムは地域経済の活性化を目的としており、2023年6月に運用を開始し、すぐにその成果が表れ始めています特に、先日行われた「Digi田(デジでん)甲子園」での本選出場者として選ばれました。
Digi田(デジでん)甲子園について
「Digi田(デジでん)甲子園」は、地域の課題解決に向けたデジタル技術の活用を促進するためのイベントです。この取り組みは内閣官房が主導しており、さまざまな主体からのプロジェクトを募集しています。特に優れた事例は内閣総理大臣賞として表彰される仕組みになっています。
イベントは地方公共団体部門と民間企業・団体部門の2つに分かれており、書類選考や国民のインターネット投票、審査委員会の評価を経て受賞者が決定されます。
Ocketの取り組み
Ocketは、富山大学と富山県立大学、そして日本オープンシステムズが共同で開発した革新的なウェブシステムです。このシステムは、企業と大学などの連携を強化することを目指しています。利用状況は好調で、運用開始から利用者数は増加傾向にあります。具体的には、2024年12月末までに、企業から大学などに向けて発信された案件が22件あり、これに対して大学からは24件の「関心あり」の通知が寄せられています。
さらにOcketを利用したことによる成約事例も増えつつあります。2024年12月末時点で4件の連携が成立しており、具体的な事例も公開されています。MaaSアプリ『my route』の普及促進や健康に関する栄養研修の案件など、多岐にわたります。
今後の展望
Ocketはこれからも、地域経済の活性化を通じた社会貢献を目的に活動を続けていきます。出場者にはインターネット投票が行われ、地域の取り組みの重要性が増す中で、多くの企業や団体にご支持をいただくことを目指しています。加えて、日本オープンシステムズは、今後も「Ocket」の普及に尽力してまいります。これからのビジョンを共に描き、地元経済の発展に寄与していけることを期待しております。
会社概要
株式会社日本オープンシステムズは1990年に設立され、富山市に本社を置いています。クラウド事業やセキュリティ事業など多岐にわたる事業を展開しつつ、主力となるシステム開発と自社サービスの強化に努めています。この会社は「創造と挑戦」を社是とし、日々の業務に取り組んでいます。公式サイトではさらなる詳細情報を提供しております。 https://www.jops.co.jp/