SCOグループ、新しいキャッシュレス決済手数料で患者様の利便性向上に寄与
株式会社SCOグループ(本社:東京都千代田区)は、キャッシュレス決済サービス「Pay Light Cashless」の手数料を1.05%に改定し、これまでのスマート決済と端末決済を統合した新システムとして発表しました。これにより、歯科医院での導入を促進し、患者様により便利なお支払い方法を提供することを目指します。
新たな手数料体系の導入
従来の決済手数料が高いためにキャッシュレス決済を導入していない医療機関が多い中、SCOグループは手数料の見直しによって、そのハードルを下げました。今回の改定で、スマート決済の手数料は1.05%、端末決済は1.08%からの適用となります。これにより、約16,000の歯科医院に対してPay Light Cashlessが今まで以上に導入しやすくなります。
「私たちは、患者様が通院しやすい環境を整えることが、医療の質を向上させる一因と考えています」と代表取締役会長の玉井雄介氏は強調します。この取り組みは、医療機関におけるキャッシュレス決済の普及を促進し、患者様にさらに多くの支払いの選択肢を提供します。
医療機関におけるキャッシュレス決済の現状
厚生労働省のデータによると、2021年時点で医療機関のキャッシュレス決済比率は7.3%で、全体の24.1%に比べて低い数字です。主な理由として「決済手数料が高い」という声が多く聞かれていますが、今回の手数料引き下げはその課題をクリアする重要な一歩です。
2023年には、経済産業省の調査によって、54%の人々が日常生活において7割以上キャッシュレスを利用していることがわかっています。このように、社会全体がキャッシュレス決済の利用を進める中で、医療現場でも同様の環境整備が求められています。
新「Pay Light Cashless」の概要
新システムの導入に向けて、以下のような概要が発表されています。
- - 対象: 全歯科医院
- - 決済手数料: スマート決済1.05%~、端末決済1.08%~
- - 初期費用/月額費用: 無料
- - 申し込み開始日: 2025年7月30日(水)~
- - 提供端末: 複数から選択可能
このように、費用面においても大きな負担を負わずに済む体制を整え、歯科医院のアクセス向上を目指します。
代表取締役会長 玉井雄介氏のコメント
玉井氏は「キャッシュレス決済の普及が、患者様にとって通院をしやすくする要因となること」を強調し、今後の取り組みへ期待を寄せています。SCOグループは、歯科医院と患者様との距離を縮める事業を展開し、安心して通える医療環境を整えることで、医療業界全体の価値を向上させることを目指しています。
未来志向のSCOグループ
SCOグループは「テクノロジーで『105年活きる』を創造する」というビジョンをもとに、医療現場での業務効率化やキャッシュレス決済の導入支援、医療機器の調達支援に取り組んでいます。さらに、スポーツ支援や地域への貢献活動にも力を入れ、健康を支える社会の実現に向けて活動しています。
公式ウェブサイトやSNSも活用し、最新情報を発信し続ける動向にも注目です。