伝教大師最澄の法灯特別展示
令和元年に、伝教大師最澄が逝去してから1200年が経過したことを記念し、伝教大師最澄1200年魅力交流委員会が発足しました。この委員会の委員長は、サントリーHD株式会社の副会長である鳥井信吾氏です。この特別展示として、2025年7月24日(木)に大阪で開催される『比叡山延暦寺1200年の伝承“不滅の法灯”奉安と天台声明の調べ』は、非常に注目を集めています。
特別展示の内容
本展示の中心的な部分は、比叡山延暦寺で長い間点灯されている『不滅の法灯』の一般公開です。この法灯は、伝教大師最澄が788年に建立した一乗止観院で、薬師瑠璃光如来の前に灯明を掲げたことから始まりました。以来、消えることなく、1200年以上にわたり明かりを絶やさずにいることから、「不滅の法灯」という名前が付けられています。
展示は、EXPOホール内の東ゲートゾーンに位置し、一般の方々に約1時間の間、法灯を観覧する機会が提供されます。この特別な機会に、歴史的な灯りの美しさと、その背後にある深い信仰を感じ取ることができるでしょう。
ステージイベントについて
同日、ステージイベントも予定されています。大学生による朗読や天台宗僧侶による天台声明が披露され、訪れる人々は日本の伝統文化に触れることができます。このイベントは、場所も同じく大阪のEXPOホール内で行われます。
- - 日時: 令和7年7月24日(木)12:00~12:30(予定)
- - 場所: 大阪・関西万博会場内 東ゲートゾーン EXPOホール「シャインハット」
お問い合わせ情報
今回の特別展示に関するお問い合せは、以下の通りです。
伝教大師最澄1200年魅力交流委員会推進事務局
(株式会社ケーファ内)
TEL:06-6567-9210
公式サイト:
1200irori.jp
担当:岡・竿(さお)
伝教大師最澄の「不滅の法灯」は、単なる歴史的遺物ではなく、日本の宗教文化と精神性の象徴でもあります。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく。多くの方々にご参加いただき、最澄の教えが今もなお生きていることを実感していただけることを願っています。