麻生看護大学校の新たな一歩
2024年11月20日、福岡県飯塚市の
専門学校 麻生看護大学校では、1年生の57名が
飯塚市文化会館(コスモスコモン)で「宣誓式」を行いました。この式典は、学生たちにとって本格的な臨地実習が始まる前の重要な儀式であり、看護師としての自覚と責任を新たにする瞬間となりました。
式典は、飯塚市長の武井政一氏の温かい祝辞から始まりました。「地域に貢献できる看護師として成長するよう努力してほしい」とのメッセージが学生たちの心に響き、地域医療における自身の役割を再認識する場となりました。
学生たちは壇上に上がり、一人ひとりが将来の抱負や決意を語りました。決意表明は形式的なものではなく、彼らの心に深く根付いた使命感が感じられました。「患者様の気持ちに寄り添う看護師になります」「向上心を忘れない看護師になります」といった言葉からは、地域医療を支える覚悟が伺えました。これは、彼らがただの医療技術者ではなく、地域に密着した看護師としての任務を自覚していることを示しています。
麻生看護大学校は、地域医療に貢献できる看護師の育成に注力しています。医療現場で求められる高い知識と技術を身につけるだけでなく、患者や地域住民に寄り添う豊かな人間性を育むことにも力を入れているのです。特に、8年連続で国家試験の合格率100%を達成しており、この実績は学生たちの励みとなっています。
また、IPE(多職種連携教育)を導入し、実際の医療現場に即した教育環境を整えています。これにより、学生たちは多様な医療シーンで活躍できる能力を養っています。将来的には地域医療の課題解決に向け、持続可能な医療を実現するための人材を輩出することを目指しています。
麻生看護大学校は、福岡県飯塚市に根ざした専門学校です。
九州最大級の麻生専門学校グループに属し、高度な医療を提供する飯塚病院と連携した実践的な教育環境が整っています。少人数制による個別指導や最新の医療機器を使用した授業により、学生たちは即戦力としての資質を身につけていくことでしょう。
学校法人麻生塾として1939年に設立された麻生専門学校グループは、福岡県内に12校の専門学校と高等部を有し、西日本最大級の教育機関として多くの学生を受け入れています。ITやゲーム、デザイン、建築、医療福祉、観光サービス、自動車など、幅広い分野で実践的な教育を提供し、71,000人を超える卒業生を輩出しています。
麻生看護大学校は、これからも地域医療を支える優秀な看護師を育てるため、邁進を続けます。