新たな連携を実現する「JOINT iPaaS」と「i-Reporter」のコネクタ機能の魅力

株式会社シムトップスの現場帳票システム「i-Reporter」が、株式会社ストラテジットのSaaS連携ソリューション「JOINT iPaaS」とのコネクタ機能を提供開始しました。この取り組みにより、現場のデータを業務システムにスムーズに連携できるようになり、業務の効率化が期待されています。

コネクタ機能提供の背景

「i-Reporter」は、多くの企業で利用される帳票システムで、現場で記録されるデータをデジタル化することができます。しかし、これまで現場からバックオフィスへの情報伝達には課題が存在していました。特に、データの転記やCSVインポート作業は手間がかかり、ミスが生じる可能性が高いものでした。

今回のコネクタにより、現場で入力されたデータを自動的にERPやSFA、BIツールなどの業務システムに連携できるため、これらの課題を解消することができます。現場とバックオフィスの情報共有がスムーズになり、円滑な業務運用が実現します。

活用の具体例

基幹システム（ERP）連携

「i-Reporter」で記録された作業実績や検査データが、自動的にERPシステムに登録されます。これにより日次報告や原価管理がさらに効率的に行えるようになります。

SFA/CRM連携

保守点検のデータがSFAやCRMと連携されることにより、営業やカスタマーサクセス部門との情報共有がリアルタイムで実施できるようになります。これにより、迅速な意思決定が可能になります。

ファイルストレージ連携

「i-Reporter」で生成された帳票のPDFが、自動的にファイルストレージに保存されます。これにより、社内外での共有や保管が効率化されます。

ノーコードで実現するスムーズな連携

このコネクタは特に、ノーコード及びローコードを利用した迅速な連携構築を可能にしました。これにより、SaaSベンダーやユーザー企業は、複雑なプログラム知識を必要とせずに必要なデータ連携が実現できます。ストラテジットは、連携アプリの設計や構築をサポートし、それぞれのニーズに応じた柔軟な対応を行います。

ユーザーの声

株式会社ストラテジットの代表、加藤史恵氏は、「i-Reporter」とのコネクタをリリースできたことを非常に喜ばしく思っています。「JOINT iPaaS」を基盤とすることで、現場の利便性を最大限に引き出し、各企業にとっての価値ある連携環境を提供することを目指しています。

一方、株式会社シムトップスの水野貴司氏は、今回の連携により現場DXの加速が期待できると語っており、データ連携がシームレスに実現することで、作業負担の軽減や迅速な情報共有が可能になると強調しています。