調査概要
株式会社キッカケクリエイションが実施した「ITエンジニアが本当に欲しい福利厚生調査」では、20〜30代の現役ITエンジニア375名を対象に、働く環境をどのように評価しているのかを明らかにしました。この調査では、福利厚生の充実がエンジニアの仕事のモチベーションやパフォーマンスに与える影響が示されています。
福利厚生が生むモチベーションの向上
調査によれば、70%を超える回答者が「福利厚生の充実が仕事のモチベーションやパフォーマンスの向上に繋がる」と感じていることがわかりました。これにより、エンジニアたちは安心して仕事に打ち込むことができ、結果として生産性が向上する傾向が見られます。
大人気のリモートワーク制度
調査の結果、最も望まれる福利厚生として「リモートワーク・在宅勤務制度」が51.5%という高い支持を得ています。この制度は、時間や場所にとらわれず柔軟な働き方を実現できるため、多くのエンジニアから非常に人気があることが伺えます。また、実際にリモートワークを利用しているエンジニアは57.5%に達し、業務効率の向上が期待されています。
通勤手当や資格取得支援も注目
他にも、回答者の57.9%が「通勤手当・交通費全額支給」を受けていることから、経済的支援が求められています。また、44.8%の人が「資格取得支援(受験料補助・合格報奨金)」を重視しており、自己成長を促す制度の需要も高いことがわかりました。
福利厚生制度に対する不満も
一方で、61.7%の人が「福利厚生制度が少ない」と感じており、改善の余地があることも浮かび上がっています。さらに、満足度調査では「非常に満足している」が16.8%、「やや満足している」が43.0%と、一定の満足感がある一方で、約26%は満足していないことが示されています。これは企業にとっての改善点となります。
理想の福利厚生と年収の関係
意外なことに、約40%の現役ITエンジニアが「理想の福利厚生を受けるために年収が下がってもいい」と答えています。中でも「10万円程度なら下がっても良い」と考える人は18%に上り、福利厚生の質が重要視されている現状がわかります。
まとめ
今回の調査から、エンジニアにとって福利厚生は単なるオプションではなく、仕事のモチベーションや生産性に大きな影響を与える重要な要素であることが浮き彫りになりました。企業側は、働きやすい環境作りに向け、リモートワークやフレックスタイム等の制度を充実させることが求められています。改善に向けた取り組みを進めることで、エンジニアたちの定着率を高めることができるでしょう。今後も福利厚生への注目が高まることが予想されます。