荘川寒ざらしそばの魅力
岐阜県高山市の荘川町にて、本州有数の寒冷地域で収穫される「飛騨高山荘川そば」が今年もその魅力を引き立てる季節を迎えました。冬本番の寒さがやってくる大寒の時期に、浸水作業と水揚げ作業が行われることで、特有の甘みと風味が凝縮されたそばの実が生まれます。
浸水作業の詳細
毎年、特別な手法で行われるこの作業では、農業用水路の水にそばの実を約1週間浸します。今年の作業は、1月20日(火)に開始されます。ここ荘川町は、一色川の流水を利用し、確保した400キログラムの玄そばがその役割を果たします。寒冷な気候が、より美味しいそばを作り出す秘訣です。
寒風での乾燥作業
浸水作業の後は、そばの実を専用の棚に干し、寒風にさらします。このプロセスはおおよそ1ヶ月続き、その間に凍結と乾燥が繰り返されて、雑味を排除し、上品な甘みに変化していきます。このようにして誕生する「荘川寒ざらしそば」は、19年目を迎えた今年も多くのそばファンに支持されています。
認証品としての価値
荘川寒ざらしそばは、「メイド・バイ飛騨高山認証品」としても知られ、高品質な地場産品としての信頼を得ています。この地独自の自然環境、特に寒暖差の激しい気候がそばの育成に理想的であり、新鮮な水源も甘みを高めています。特に、霊峰白山からの湧水がミネラル豊富で、多くのカリウムを含むことで有名です。
荘川地域の魅力
荘川地域自身も大きな魅力を持っています。高山市の西側、庄川の源流近くにあるこの地域は、美しい自然環境に恵まれ、多様な農産物産業が栄えています。平成28年にはその美しい自然が評価され、荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定されました。特に、歴史文化や地域の物語も多彩で、「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語から歴史的な恐竜化石まで、訪れる者を惹きつけます。
そばを味わえる期間
「荘川寒ざらしそば」は、令和8年6月に荘川町内のそば店4店舗で提供される予定です。美味しいそばを味わうために、解禁を心待ちにするファンも多いでしょう。この機会に、飛騨高山の自然と食を感じたいものです。
お問い合わせ先
荘川寒ざらしそばに関する詳細については、高山市役所荘川支所基盤産業課までお問い合わせください。地元の温かいおもてなしとともに、そばの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
- - 住所: 岐阜県高山市荘川町新渕430番地1
- - 電話: 05769-2-2211
- - FAX: 05769-2-2562