Dahuaが発表したDSS Professional V8.7
世界的に注目されるビデオ中心のAIoTソリューションプロバイダー、Dahua Technology(ダーファ・テクノロジー)が、セキュリティ管理ソフトウェアの最新バージョンであるDSS Professional V8.7をリリースしました。「セキュリティをより簡単に」をテーマに掲げ、この最新版は直感的なインターフェースやAIを活用した新機能を搭載し、複雑なセキュリティ運用をよりスムーズに行うための強力な支援を提供します。
ユーザーアクセスと権限を強化
新しいDSS Professional V8.7では、管理者がユーザーの役割や権限をより柔軟に設定できる機能が追加されました。論理的構成がサポートされ、チャネルを直接グループに割り当てが可能になっています。この細かな権限設定によって、ユーザーのログイン、リソースへのアクセス、および時間制限付きの操作がより詳細に管理できます。これにより、各ユーザーの権限を統一的に設定でき、組織の様々なビジネスニーズに効果的に応えています。
インテリジェントな監視機能
DSS Professional V8.7のインターフェースは刷新され、リソース階層や再生コントロールが強化されています。この結果、より視覚的に統一されたユーザーエクスペリエンスをもたらし、新たにIPスピーカー統合用のDahuaプロトコルもサポートされています。これにより、ユーザーはDSSを通じてIPスピーカーへのメディアファイルの管理や配信ができ、リアルタイムでのインタラクションが可能になります。また、オープンインテリジェントイベントが追加され、デバイス側での受信・連携ができるようになったことで、より広範なビジネスニーズに対応できるようになっています。
AIによる検索機能
DSS Professional V8.7ではテキストから画像への検索機能を新たに搭載し、ユーザーはテキストを入力するだけで人物や車両などを瞬時に検索できます。さらに、AcuPickを利用した画像同士の検索機能にも対応しており、より正確な識別が行えるようになりました。これにより、操作は直感的でシンプルになり、検索効率が飛躍的に向上しました。
セキュリティアクセス管理の強化
最新のDSS Professional V8.7は、手のひら静脈認証技術を統合しています。この先進的なアクセス制御ソリューションにより、デバイスへの追加や手のひら静脈認証情報の入力、担当者への割り当て、複合イベントの設定が実行可能になりました。従来のパスワードや指紋認証と比較して、より強固なセキュリティを確保し、さらにアクセス権の付与も迅速に行えるようになっています。
統合セキュリティエコシステムの実現
DSS Professional V8.7では、ONVIFイベントタイプが拡張され、トリップワイヤー侵入、エリア侵入、置き去り検知、徘徊検知、シーン変更といった多様なイベントに対応しています。この結果、マルチシーンとの連携が一層効率的に行えるようになり、DSSエコシステムの統合が進化しました。また、新しいオンラインAPIデバッグツールが150以上のAPIインターフェースのデバッグをサポートし、開発者はWebインターフェースから直接機能をテストできるため、パートナーとの標準化された統合が容易になりました。
まとめ
DSS Professional V8.7の登場によって、Dahuaは集中型セキュリティ管理の分野でのリーダーシップを確固たるものとし、ユーザーに対するセキュリティをさらに向上させることに成功しました。新機能や改善点が盛り込まれたこのソフトウェアは、組織のセキュリティニーズに合わせた最適なソリューションを提供します。DSS Professional V8.7の詳細については、Dahuaの担当者にお問い合わせいただくか、公式ウェブサイトをぜひご覧ください。