新たなコミュニケーションの形「ちかく」が登場
株式会社チカクが提供する“デジタル近居”サービス「ちかく」が、新たにレンタルプランを開始しました。これまでの端末購入プランだけでなく、初期費用が不要で月額2980円で利用できるこのレンタルプランは、特に離れて暮らす親子にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
「ちかく」は高齢者のための新しいコミュニケーションツール
「ちかく」は、一人住まいの高齢者が自宅にあるテレビに家型の専用端末を接続するだけで、家族がスマートフォンを使い、顔を見ながら会話できるサービスです。これにより、「テレビを通じた直接的な対話」が可能になり、日常的なコミュニケーションを簡易なものにします。特に、Wi-Fiの設定を必要とせず、高齢者でもスムーズに利用できるという点が大きな利点です。
このサービスは、離れている親の在室状況を簡単に確認できる見守り機能も搭載しています。これにより、高齢者の生活リズムに変化があった際にも、家族がしっかりとサポートできる仕組みとなっています。さらに、「監視されている」といった心理的負担を軽減するためのプロダクトデザインやユーザ体験も高評価を得ており、国際的なデザイン賞である「Red Dot Design Award 2025」や「iF DESIGN AWARD 2025」を受賞しています。
レンタルプランの背景と目的
これまで「ちかく」は、株式会社NTTドコモが提供する端末購入プランのみに依存していました。しかし、顧客からは「初期費用を下げたい」「試しに利用してみたい」といった声が寄せられたため、チカクは新しいレンタルプランを導入する運びとなりました。このプランにより、より多くの家庭が「ちかく」のメリットを体験できることが期待されています。
今後、超高齢社会における家族間のコミュニケーションの活性化や、離れた親の見守り体制が強化されることが期待されています。
「ちかく」レンタルプランの詳細
レンタルプランは2025年9月16日から提供を開始し、月額2980円(税込)で全ての機能を利用することができます。申し込みはオンラインで簡単に行えるため、忙しい家族でも手軽に利用できるのが大きなポイントです。さらに、月額料金には本体のレンタル料、サービス利用料、通信費、送料や返送費も含まれているため、追加の出費を心配する必要もありません。
- - 月額料金: 2,980円(税込)
- - 提供開始: 2025年9月16日(火)14:00〜
- - 申込先: サービスサイト
- - お問い合わせ先: 「ちかく」サポートセンター 050-6883-0181(平日10:00~17:00)
今後もチカクは、高齢者が安心して生活できる社会の実現に向けて、革新的なサービスを追求していく方針です。
会社情報
チカクは、高齢者が使いやすいテクノロジーを開発するエイジテックスタートアップです。代表取締役は梶原健司氏で、2014年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。日々の生活の中で高齢者のニーズに応える製品を提供し、特に「まごチャンネル」など、高齢者向けのサービスを展開しています。