地域の高校生が挑む「海ごみゼロ」への取り組み
2026年1月17日、相馬市の音屋ホールで行われた「ふくしまユースシンポジウム」では、福島県内の高校生が集まり、海洋ごみ削減に向けた新たなアプローチを考える貴重な機会となりました。一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトが主催したこのイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催されました。
イベントの概要
このシンポジウムのテーマは「ROAD TO ZERO~多様なアクションで目指す海洋ごみ削減、君たちはどう目指すか~」。当日は32名の高校生が参加し、海ごみ問題の解決策について熱心に議論しました。三菱鉛筆株式会社や株式会社マルトグループ、BETTER DAYS、小名浜海星高等学校などの協力を得て、様々なアクションを考える役割を果たしました。
学びの深さ
シンポジウムでは、参加した高校生たちが海洋プラスチックを使用したジェットストリームボールペンを製作する過程を通じて、素材循環について学びました。基調講演では、環境問題に対する子どもたちの高い関心が示され、質問する姿勢や自ら話を聞きに行く姿が見られました。このような活動を通じて、「ごみ拾い」だけでなく、より包括的に「海ごみゼロ」へ向かう取り組みの重要性が認識されました。
ワークショップでの探求
午後からはグループワークショップが行われ、「たばこの吸い殻のポイ捨て」に焦点を当てました。2025年に行われたスポGOMI甲子園福島県大会での実績を参考に、ポイ捨ての実態やその改善策について意見を交わしました。グループごとの提案は多様で、ユニークなアイデアから現実的な計画まで幅広いものでした。これにより、高校生たちの主体的な学びと環境問題の解決に向けた具体的なアイデア創出が実現しました。
参加者の声
参加した高校生たちからは、多くの貴重な意見が寄せられました。「ごみを拾うことも大切だが、廃棄されない意識を高めることが重要だ」といった意見や、「自分の周囲の人にも海洋ごみの問題を伝えたい」といった前向きな声が上がりました。また、他校の生徒と共に考えることができた貴重な体験として、多くの感謝の言葉もありました。
今後の展望
シンポジウムで生まれたアイデアや提案は、今後自治体や企業に共有される予定です。この取り組みが実効性を持つものとして、循環型社会の実現に寄与することが期待されています。海ごみ問題への関心を高めるこのような活動が広がることで、未来の海を守るための力強い声となることを願っています。
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ふくしま海と緑のプロジェクトのリンク
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海と日本プロジェクトのリンク
このシンポジウムは、学生たちが持つ潜在能力を引き出し、海洋環境問題に積極的に取り組む第一歩の機会となったことは間違いありません。