迎賓館と東京五輪
2020-01-15 11:02:11

迎賓館赤坂離宮特別展で感じる1964年東京オリンピックの歴史と意義

迎賓館赤坂離宮特別展~1964年東京オリンピックが作られた場所~



迎賓館赤坂離宮で開催される特別展では、1964年に行われた東京オリンピックの歴史やその関連デザインに焦点を当てています。この特別展は、当時の貴重な写真やプロダクトデザインを展示し、一般にはあまり公開されていない貴重な資料を通じて、オリンピックの魅力を再発見できる貴重な機会です。

東京オリンピックと迎賓館の歴史



迎賓館赤坂離宮は、1964年の東京オリンピック開催時に大会の運営組織が置かれていた場所です。そのため、オリンピックに関連する数々のデザインやエンブレムがここで生まれました。本展では、1964年のオリンピックの象徴でもある「ピクトグラム」にも焦点を当て、当時と2020年の東京オリンピックでのデザインの違いを比較展示する予定です。これにより、時代を超えたデザインの進化を楽しむことができます。

展示の内容



本館の2階では、迎賓館の歴史を振り返る写真展示が行われています。昭和天皇のご成婚から迎賓館が開館するまでの秘話を、関連する写真と共に紹介し、訪れる人々に新たな視点で迎賓館の魅力を伝えます。さらに、1964年のオリンピックで生まれたプロダクトデザインが数多く展示され、その時々のデザインプロセスや当時の社会的背景についても詳しく知ることができます。

特別フォトスポット



迎賓館の前庭には、1964年と2020年の東京オリンピックのエンブレムをあしらった特別なフォトスポットも用意しています。これを背景に思い出に残る一枚を撮影できるので、ぜひ訪問の記念に活用してください。

特別展の詳細



この特別展は、2020年1月16日から3月10日まで開催される予定ですが、開催期間が変更される可能性があるため、事前に確認しておくことをお勧めします。参観は予約不要で、当日迎賓館の西門から直接入館可能です。参観料は一般2,000円、大学生1,500円、中高生500円、小学生以下は無料ですが、和風別館の入館には別途料金が必要です。

音楽会の開催



特別展の期間中には、迎賓館で使用されたエラールピアノの演奏会も予定されています。このピアノは1909年に購入され、昭和天皇と香淳皇后が住まわれていた際にも使用されていました。演奏会は、通常の参観後に行われ、貴重な体験を提供します。こちらの参加には事前予約が必要ですので、ホームページでのチェックをお忘れなく。

まとめ



迎賓館赤坂離宮特別展は、1964年東京オリンピックの歴史を深く理解し、当時のデザインの魅力を再発見する素晴らしい機会です。近年のオリンピックの影響を受けつつも、その原点を見つめ直すことで、文化やスポーツの本質を感じ取れることでしょう。ぜひ興味のある方は、この貴重な展覧会に足を運んでみてください。

会社情報

会社名
内閣府迎賓館
住所
東京都港区元赤坂2-1-1
電話番号

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