ALSケア専門施設
2024-03-26 10:00:03

福岡市にALSケアのための新たな専門施設が誕生

福岡市西区に、ALS及び神経難病患者向けの新しい入居施設『ホスピタルホームあいあい横浜』が、2024年4月1日に開設されることが発表されました。この施設の目的は、ALSや神経難病と闘う方々、その家族のために、安心して生活できるスペースを提供することです。現在、全国で約1万人がALSに苦しみ、その中で多くの方が充実した生活を送ることが難しい状況です。そこで、運営を担う株式会社SKYあいあいグループは、この新たな施設を通じて、一人でも多くの人々に希望を与え、生活の質を向上させる活動を行っていくとのことです。

専門的なサービスの提供


『ホスピタルホームあいあい横浜』は、ALS及び神経難病に特化した施設であり、2018年に開設した『ホスピタルホームあいあい日佐』の2号館として位置づけられています。この施設は、単なる介護施設ではなく、患者やその家族が生きる力を取り戻す場でありたいという強い思いが込められています。特に、「ご入居者さまのQOL(人生の質)の向上」を最優先の使命として掲げ、柔軟で個別化されたケアを提供します。

安心のための施設設計


施設設計は、全国で旅館を手がける『石井建築事務所』によるもので、屋根には和風瓦を使用し、心が落ち着く環境を創出しています。各入居室には、身体の自由が利かない利用者にも優しい間接照明を完備し、雪見障子を用いて自然光を調整する工夫もされています。また、災害時にも対応可能な非常用発電機を備え、万全の体制で利用者の安全を確保しています。

施設内の居室には木材を多く使用しており、温かみのあるリラックスできる空間を提供しています。さらに、最新式の特殊浴槽を導入し、入浴の質を高める工夫もなされています。利用者の身体状況に合わせた温かいおもてなしが期待できそうです。

情報共有の場としての「難病カフェ」


『ホスピタルホームあいあい横浜』には、地域の方々との交流を促進する「難病カフェあいあい横浜」が併設されます。ここでは、家族や地域住民が集まるイベントやワークショップが定期的に開催され、ALSや神経難病についての情報が発信されます。また、コーヒーを楽しむ中で、専門的な相談を受けることもできるというスペースです。相談支援窓口も設置されており、利用者の方々が抱える不安や悩みに対して、過去3000件以上の相談実績を持つ専門員がサポートします。これにより、一つの場所で多角的なサポートが得られる仕組みが整っています。

地域に根差した支援活動


施設のオープニングを迎える『ホスピタルホームあいあい横浜』は、地域社会の中での役割も非常に重要です。地域の方々と連携しながら、ALSや神経難病に関する理解を深め、患者や家族が抱えるさまざまな課題に対して柔軟に対応していくことが求められています。希望の光となるべく、我々は全力で取り組んでいきます。この新しい施設が、福岡市における積極的な医療環境の構築に寄与することを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社SKY
住所
福岡県福岡市早良区百道浜2-1-22SRPセンタービル601
電話番号
092-852-2808

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